音、徒然なるままに・・・過去の音源の再評価(powder) 3 松浦 恵 (圭)/音楽プロデューサー 2021年11月13日 00:22 先日、ボクの昔のバンド「wild flowr」についてフランスのファンの方から質問が来たのはここにも書いた関連性があるのかは不明だが、今年に入りボクの過去の作品が海外の人たちからYouTubeにupされているここにあげるPOWDERというユニットもFull albumであがっていたお褒めのコメントもいただいた(笑ちょっと長くなるがボクの初めてのプロデュース作品でもあるこのアルバムの話をしたいと思うこれは1995年にポニーキャニオンからリリースしたものだ、もう26年前になるんだPOWDERは当時R&Bっぽい作品を出していたのだがこのミニアルバムで急に路線をAOR的な方向へシフトしたんだR&Bっぽい作品作品を期待してくれたであろうポニーキャニオンのスタッフには申し訳ない、今言ってもしょうがないけどね(^_^;)レコーディングは一口坂、フリーダム、SOLの3つのスタジオを使ったエンジニアは土井さんと松林さん音を太くするためドラムだけ24チャンのアナログのテレコで録音し、その後デジタル48(ヨンパチ)に移したりと凝ったことをやったよマスタリングエンジアはソニーの名人、田中三一さん田中さんが話してくれたスティービー・ワンダーのアルバム「key of life」のレコーディング時、スタジオで見学した時の貴重なエピソードは忘れられない大自然のSEから始まるイントロ、なんかオーガニックだろ?(笑次の「Lunch Timeを一緒に」は70年代のNYのバンドStuffあたりを意識したんだろうな、そんなサウンドだ全編で活躍してくれている酒井(聡行)くんのサンボーンばりのSaxが雰囲気を決めてくれている彼は◯スチルのサポートをやっていた頃に知り合った日本人離れした出音とファンキーなフレーズが最高だった他にドラムの須貝(ビバ)直人さん、スタジオミュージシャンとしてもベテランで真心ブラザーズのドラムでも有名だねむかしから思っているんだけど音色とかグルーヴがアンディ・ニューマークみたいなんだ彼は白人だけど黒っぽいノリなんだよ、そんなところが須貝さんにはあるよギターは徳永澄夫くん、実は彼とは地元にいる頃にバンドを一緒にやっていたころがあるんだその頃からジョン・メイオールバンドにいたハイタイド・ハリスと一緒にブルースをやっていたカーマイン・アピスや元キャロルな内海氏ともやっていたな彼も日本人離れしたセンスだったこの二人の出会いのきっかけはボクだったかなぁある女性Sax奏者、朝本千可さんのライブのプロデュースの仕事が馴れ初めだった気がするこのアルバムはこの3人が中心メンバーなんだけど、だから演奏は最高だったよそれ以外はボクがやった「昼寝をしよう」は当時聴いていたギル・スコット・ヘロンの影響が強い、「The Rainbow Spans The Sky」は1967年のフェンダーのジャズベースを使ったっけそれ以外の曲は自分のオリジナルベースを使った(多分)ピックアップはバルトリーニでサドゥスキーのプリアンプが入っている「君と会えたから ~恋の行方II~」はカリモク家具のCM曲だったこの曲と「思い出がおもいがけなくて ~恋の行方I~」は同じメロディなんだけどアレンジが違うこちらはボサっぽくやりたかったのでスタン・ゲッツみたいなテナーを酒井くんに要求したっけパーカッションはブラジル人のフランシス・シルヴァ彼はサックス奏者の土岐さんのアルバム「BRASIL」でプレイしていたのだがその後日本に来ていたとは知らなんだ彼も朝本千可さんのライブで知り合ったんだ最後の「The Summer Of Life」はAirplayの「After the Love Is Gone」ぽいバラードにしたくて書いた、エンディングでベースのスラップが聴こえる、アマチュア時代はチョッパー野郎だったのを思い出すそうそう、「Sol Blues」はレコーディングしていたスタジオ名からつけたタイトルだたまたまスタジオに遊びにきていたドラマーで友人の大高さんがブラシで参加したブルース風な曲だ、ボクはコンガを叩いてるこの大高さんと澄夫くんと一緒にむかしバンドをやってたんだよそんな懐かしい作品だそうそう、ボーカルは当時某メジャーレコードメーカーに努めていて音大出のピアニストでボクの彼女だった(笑 #music #音楽 #料理 #私の料理 #私の仕事 #晩ごはん #food #シティポップ #1970年代 #1990年代 #音楽 #料理 #私の仕事 #music #晩ごはん #food #シティポップ #1970年代 #1990年代 #私の料理 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート