人生は急いで駆け抜けるレースではない。
人生は
急いで駆け抜けるレースではない。
効率やタイパは
現代社会をサバイブするために
生まれた思考だけれども
なにか大切なものを
失っていることに
気付くべきだろうと思う。
長寿化が進み
時間という意味で
人生はとても長くなった。
しかし、
質という面ではどうだろうか?
質を伴わないことに
豊かさや幸せはあるのだろうか?
質のタネは
プロセスに宿っている。
結果ではない。
プロセスをおざなりにして
豊かな人生を育めるだろうか?
良本は
大切なことが
行間に書かれてあると言われる。
読む過程で
心や頭に育まれてくる思考が
知恵や栄養となる。
要約やあらすじ
抜き取ったセンテンスには
行間の空気は得られない。
食べ物から得る栄養と同じで
しっかりと噛み砕かないと
栄養素は吸収されないのだ。
行間の妙は
人生においても同じこと。
何かを成し遂げるプロセスに
大切なことがある。
忙しい日々において
すべてのことに丁寧さを求めるのは
難しいことだろう。
しかし
自分の糧となるもので
大切なことは
プロセスを経て
しっかり噛み砕いた方がいい。
そして裏を返せば
数ある活動の中で
プロセスを楽しめるものこそが
自分にとって大切なものだとも言える。
ただ闇雲に
人生を急いではいけない。
不用意に駆け抜けている間に
終わってしまうから。
自分の人生を
クリエイトできるのは
自分しかいないということを
忘れてはいけない。
プロセスを楽しめるものを
ひとつひとつ
人生に追加していこう。
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