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Photo by
soeji
小さかった私へ⑦ 幼少期編
小学生になる前に、お父さんにランドセルと勉強机を買ってもらった。
私はとても喜んで嬉しくしていた。
だけど、弟が「ボクも欲しいよ~」と、拗ねて泣きそうになっていた。
お父さんは「まだ小学生になってないからダメだ」と言う。
そう言われた弟は納得しなかった。
まだグズグズしている(´;︵;`)
この光景を見ていた私は、なんだかすごく悲しくなった。
嬉しいとか、買ってもらえた優越感を味わってはいけない・・・
そう思った。
ぶっちゃけさ、、、
「なんで私までこんな気持ちにならないといけないの?!」
ってモヤモヤした。
何を言われたか、今ではよく覚えていないけど、
弟に対するお父さんの言動がすごく無神経だったと、
子どもながらに感じていた。
ひどく弟のことを馬鹿にした物の言い方。
兄弟を傷つけられて、私は本当に悔しかったんだと思う。
許せなかったから、私はお父さんに怒った。
けど、お父さんは私らを
〝子どものくせに〟と言わんばかりの態度で、
見下すかのように鼻でフンと笑った。
お父さんには、もっと弟の話を聞いてほしかった…
弟の気持ちを、頭ごなしに否定して抑え込んだりしないで、話を聞いてほしかった。
弟の感情に寄り添ったり、共感してもらいたかった。
あと、ひどい言葉を言ったり、
人を傷つけたり
誤った行為をしたのなら、
一言でもいい、私たちに謝って欲しかった。
親だからって全部が全部正しいとは限らないのに。
「このわからず屋!」
「馬鹿!」
「お前なんか父親じゃない!!」
「大っ嫌いだーーー!!」
私のなかにある父親に対する攻撃性…
これは、今も変わらずにある。
あと、弟のことを嫌いになっちゃダメとか、
複雑な気持ちを抱えながら、
弟が邪魔だと思えたり、、
物凄く葛藤して辛かった。