確定申告で気が付くWebライターのリアルな収支
大赤字ですわよ!
Webライターでこんなに稼ぎました!というキラキラ系のお話が聞きたい人は回れ右。
ただし、お金は、現金(キャッシュ)だけではありません。
確定申告はキャッシュ部分の総括になるのですが、せっかくのこの機会に人生全体の総合的な収支を振り返ってみたいと思います。
ストレス解消支出が増大
領収書整理していて思ったのは、まさに見出しのとおり。
仕事してたときのカフェの領収書がものすごいことに。
当然経費としてはコーヒー代や入場料しか請求しませんよ。
しかし!カフェでまとまった時間過ごすのであれば、食事もとるのがマナー。
仕事終わったら自分へのご褒美にワイン飲んじゃったり。(もちろん経費にしておりません)
そして飲んだ後に事件発生で、酔っぱらいながら仕事するリモート
ワークあるある
カフェ仕事を楽しんでるといえばいえますが、一年後の私からすれば
もう少し家で仕事しろや。
収入に対して出費が多すぎ。
とはいえ、この時の私はストレスマックスで…ちょっとでも気晴らししたかった。温泉ワ~ケーションまで企画しちゃったぐらいですからね。(温泉は経費にしてません。三度目)
思えば会社員末期も、一人焼肉(コロナで流行ったじゃん)ランチで2000円、同僚に相当ヤバイねと言われてたの思い出します。
ストレスに弱い私
→職場の負荷に対抗しようとする手段として、もっとも手軽な消費行動→外食で紛らわそうとする
これが仕事という名目でできるWebライター(リモートワーク)はある意味で楽しかったともいえます。
このストレスがどこから来てるかという根本的な問題はあるのですが、どうせ私みたいなめんどくさい女は仕事すりゃストレスたまりまくるのは当然なので…
ここらへんの収支はトントンといえそうです。
まったくもってお仕事の本質的な話ではなく恐縮です。
色々あったけど去年の私は、よく頑張ってた。
とまとめておきましょう。
(ちなみにこの記事は久々にカフェで書いてます。うん楽しい。)
Webライター事業の金銭的リスクは0
Webライター事業は単純な世界です。
収入 原稿料
支出 消耗品(PCなど含む)、交通費、作業場所代、打ち合わせ費用、ネット通信費、サーバー代(Wordpressなど自前でやるなら)
ざっとこのぐらいでしょうか。だから確定申告も楽ちんでっせ。
たとえ収入が僅少でも、私のようにノマドせず完全在宅でPCさえあれば0円で起業可能、固定費もほぼなし。
(在宅仕事分を経費にする方法は色々あります)
金銭的にはかなりリスクの少ない事業であるのは確か。
もちろんこれで儲ける…生活していくというレベルの話にはなっていないので…ご注意願います。
Webライター始め方~講座受講よりも採用テスト受けるべし
未経験フリーランスの一歩としてWebライターは、当時の私にとって悪い選択ではなかったと改めて思いました。
ただしやるならさっさと案件受ける。
世のWebライター講師を敵に回すのを覚悟でいいますが、講座なんかちんたら受けず、どにかくテスト受けて採用されたところで一本書いてみれば、おおよそ向き不向きわかりますし、相当勉強になります。
最初の一本はひどいかもしれませんが(まさにわたくしがそう…)クライアント側も想定済みなので、ちゃんと記事になるように指導してもらえたら、何万円もする講座受けるよりもダントツ実践知識が身に付きます。
そこであまりにしんどければ、方向転換すればいいのです。一本で逃げても多分作業代はもらえるため、金銭的にノーリスク。(ディレクターは泣きます…)
講座にお金払っちゃうと、サンクコスト効果で、この事業に見切りがつけにくく、高単価案件で元とろうと無理したくなる。(初心者高単価は要注意!)
またこれは知人の話ですが、講座受けただけで終わってしまったということも。
私は未受講なので、中身の有益さを言及できませんが、ディレクターとして採用してた実感では、講座受講の有無はあんまり関係なかったです。
こういうのアフィリエイトブログだど絶対に書けないからね~ああすっきり~!!
というわけなので、リスク最小で始められる事業としてちょろっとWebライター始めましたは全然ありと今でも思っています。
(だからこそひどい案件も山盛りですが…それは別のお話)
SEOの知識は何をやるにもあって損はない
noteでは好きなように書くと決めてますので、どこがSEOライターだと思われるでしょうが…
Googleさんがどういう記事を有益として評価するかにさわりだけでも知っておくのは、今後何をするにも役立ちます。
実際知人からの、自分のHPの検索順位を上げたいという相談に息を吸うように簡単に対応できました。
これが世にいうコンサルティングか!
WebライターSEOライティングにネガティブ意識が強かった時期で、それから先にはいかなかったのですが、そういことも可能。
無論自分で別の事業をやるときにも、SEOコンサル受けるにしてもある程度は自分に知識があれば有利なのは当然ですよね。
またディレクターやったので、企業のような大きなWebサイトの管理の仕方など実践できました。これも結構大きい成果だったと棚卸してみて思います。
Webライターのトータル収支まとめ
最初に大赤字ですと書きましたが、思ったよりもトータルではメリットあったんだなとまとめてみて気が付けました。
金銭面→収入は少ないが支出も少ない(例外はあり)→総じてトントン儲かるには別のやり方が必要かも
知識面→SEO知識。大規模サイト管理運営ノウハウ、ライター採用のコツなど身に付いた
意識面→0から1を目指すチャレンジ精神がかすかに芽生えた。
情操面→あちこちでお仕事できるのは結構楽しい
ストレス面→365日24時間フル稼働できてしまう部分、検索順位と売り上げの責任が問われる点はキツイ。
結局最後のストレス面でやめちゃいました。
やめた詳細はこちら
やってることに対して報酬低すぎでしょというのが表の理由ですが、本当はお金が欲しいではなく、もっとゆるく上記三点のメリットを享受したいだけだったのですよね。
確定申告準備で「カフェ行きすぎでしょ!」と思ったところから始まって、思ったよりも自分のここまでが整理できました。
今回もこんな独白をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
以下は私「なつ」の自己紹介記事です。もしご興味をいただけたらこちらもご確認ください。