夏の終わりに老け肌を後悔しないゾ
夏が始まりました。
日差しがまぶしい~!風が気持ちいい~!!
コロナも心配だし、外で過ごそう!という方も多いかと思います。
そんなピッカピカの夏の始まりに夏の終わりの老け肌のことなんて考えたくない~😜
でも、夏の終わりに”老け肌”を実感する方はとっても多いんです。
やや感じる~とても感じる方が 64.2%と半分以上を占めています。(n=1646 (株)セプテム総研調べ)
想像に難くないですが、老け肌の思い当たる原因のトップは”紫外線による日焼け”
「あのとき油断したあれか・・・」
となるわけです。
美容皮膚科の診察室では、秋になると
・シミが濃くなった
・しわが目立つ
・たるんだ
・目元が乾燥する
などの訴えが増えてきます。
前回の記事で、色黒はメラニンが自前の日焼け止めになっているので健康なんだよ。という話を書きました。
とはいえ、必要以上に入り込んだ紫外線は細胞をいじめます。
紫外線はDNAへの直接的な損傷に加えて、活性酸素を発生させ、脂質たんぱく質も傷害し老化を促進させるのです。
天然の日焼け止めを持つ色黒さんも、少ない色白さんも、夏の終わりの老け肌を感じたくなければ日焼け止め(サンスクリーン剤)を塗る必要があります。
過去、日焼け止めはサンバーンを防ぐために開発され使われてきたので、UVBをカットすることに主眼が置かれていましたが、近年は光老化予防のため、UVAもカットする日焼け止めが開発されるようになってきました。
さらに、近赤外線760 〜 1,400nmや、UVAの波長に近いブルーライト380 〜 450nmも長期に浴びると光老化の原因になることが分かってきています。
近赤外線対応やブルーライトカットを謳っている日焼け止めも出てきています。
ご自分の生活を見つめ直して、日焼け止めを選ぶ必要があります。
長時間外にいるのか?
外出は買い物程度
パソコンやスマホを見る時間が長い
など、日常使い、アウトドアの時用など、日焼け止めは複数用意して使い分けるのが良いでしょう。
また、SPFの値はUVBの防御効果を表しているので、そればかりにとらわれPA値を見逃していると、サンバーンを起こさない分、長時間紫外線にさらされることになり、結果UVAの暴露量が増えてしまうということも考えられます。
汗をたいしてかかない、濡らさないのに付け直しを面倒くさがってウォータープルーフにして、落とすときに洗いすぎるのもナンセンス。
日焼け止め効果のあるパウダーなども併用して、お肌に優しく、かつしっかり紫外線を防御、
そして塗る日焼け止めだけに頼らない紫外線防御も大切ですね。