【自己紹介】「文系」が「医師国家試験」を解いてみた👨⚕️
「国家試験を解いてみたい!」
商学部に在学中の私は突然こう叫びました。
この考えに至った「経緯」と「これから」のことについてまず書きます。
このnoteでは
・「私は誰か」
・「なぜ私が医師国家試験を解くのか」
・「医師国家試験とは何か」
という順序で進めていきます。
私は誰か
現在、慶應義塾大学商学部の4年生です。
大学1、2年生の時は、海外インターンの参加と運営や、ビジネスコンテストに数回出たりしていました。また、「文系と理系の融合」を掲げてイベントを開催していました。
この頃は、海外になんとなく興味がありつつ、ビジネスも興味がありつつ、ちょっとずつ機会に参加してみようという学生でした。
コロナ禍の3年生からは、文理融合の延長選線で「TOZ」というZ世代向けメディアコミュニティを運営しています。👇
この時期は、人と会う機会が全くなくなり、学びの機会もどんどん減っていき、自分で情報を得る機会とシェアする仲間を作らねばという想いから動きました。
また、個人で2021年3月から「ニュース解説大学生」として、日々の「学び」をnoteにまとめて発信しています👇
ニュースから情報をインプット、アウトプットしているうちに、自分が世の中の事をわからなすぎることに危機感を感じ、いろいろ調べるようになりました。そのうちに「学ぶ」ことが楽しくなり、noteにまとめ始めました。
なぜ私が医師国家試験を解くのか
こんな私ですが、最近興味がある分野が「人間の身体」についてです!
普段は当たり前のように動いてくれる自分の身体ですが、どのような仕組みで動いているのか、この反応の原因は何なのか、ということをどんどん知りたくなりました。
また、ドラマ「ナイト・ドクター」において夜間の医者不足で救える命が救えないという場面を見て、自分も「近くの救える命を救いたい」「健康にいてほしい」という想いが強くなりました。
しかし、何から始めていいのかよくわかりませんでした。
病気の知識は膨大であり、ドラマやニュースで聞いた単語を調べるだけでは絶対に足りないと感じていました。
一方、医学生や看護学生のように教科書を読み込んでいく勉強法では、時間がかかり続かないと思いました。
そこで、思いついたのが「医師国家試験」をはじめから解いてみる!
というものでした。
もちろん、何の知識もない私が解けるわけもないので、目的は正解することではなく、1問1問に関して解けるようになるための知識を調べてまとめることです。
これによって、比較的まんべんなく調べることができ、時間も短縮できると考えました。
医師国家試験とは何か?
「医師国家試験」は難しいという印象はありますが、どういう試験なのか知ってる人は少ないのではないでしょうか?
ここでは簡単に試験の内容や構成を紹介します。
日程は2日間(13時間)、問題は3形式(臨床・一般・必修)で合計400問出題されます。
それぞれA~Fまで問題があり、
疾患ごとの知識を問う「各論」
研修医になるための最低限の知識を問う「必修」
疾患を跨いで横断的に問う「総論」
に分かれています。
さらに問題の中も
特定のテーマを明示され、その知識が問われる一般問題
「○歳の□性.」などの症例提示で始まる臨床問題
に分けられます。
そして合格基準は以下です。
特に、患者の死や不可逆的な臓器の機能廃絶につながる選択肢や、医師として遵守すべき法律に抵触する選択肢であり禁忌肢は、4つ以上選んだ時点で不合格になってしまうという特徴があります。
例年合格率は90%です。高いように思えますが、優秀な医学部に入り、6年間学んだにもかかわらず10%の人が落ちてしまう試験は過酷なものにも思えます。
今回私は2020年2月に実施された医師国家試験の過去問を使用させていただき、学んでいきたいと思います。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「文系」の学生が「医師国家試験」を解くというあまりない挑戦ですが、私の小さな一歩を応援してくださると大変嬉しいです!