医療系外資系企業へ転職、現場営業として働いた日々のことを振り返る
私は、日本の製薬会社の営業として働いていましたが、
ある時、外資系へ転職いたしました。その時の事をまとめます。
なぜ外資へ転職したのか?
当時は自分の天職だったといってもいいくらい、営業での成績が良かったからです。なので、振り返ると恥ずかしいのですが、もっと高みを目指したいとイキっていました。
いざ就職するも・・・
日本企業の良かったのでは?
と思うこともありました。
外資系企業って聞こえ良いけど、実際どうなの?
私が勤めていた外資系企業は俗に言う医療機器製造会社でした。
それは本国で製造しているだけであり、分かりやすくお伝えすれば、日本国内では「メーカー資本の車ディーラー」みたいな感じです。
そのメーカーしか基本扱えないし、それを売るように教育されている社員が当時の私でした。
外資系企業花型マーケティング部、実際は機能してない!?
マーケティング部は新製品PR動画とか資料とか作ってたりするでも本来の仕事は、何と品切れを行いように本国と交渉して在庫管理したり、在庫切れを起こした商品の早期仕入れを交渉しているただの繋ぎ役。
あと、学会とかでランチョンセミナーやる際に会社が有利になるように選んだ医師へ訪問し、その医師の手技を褒めちぎり、自社のランチョンセミナーに登壇頂くようにネゴする仲介役。
きたない話、基本的は日本支社長や事業部長の腰巾着としての性能を問われるので、全社会議でのホテルや会議の手配や、司会進行、会議内容などを作成する企画部隊も兼ねると言う感じ。
日本国内のダイナミックなマーケティングなどはアウトソーシングを行う。理由はお金で何とかなるならそれ早い。という合理的な考え。
現場営業ってどうなの?
毎年ごとにノルマが更新され、積み重ねた営業成果は基本的に12月でリセットされます。
ノルマに対し3年未達だと上手い具合に肩叩きして退社させられる。
また前年割れを1度でも起こすと速攻で虐められる営業マン矯正プログラムを発動される。
基本厳しく束縛されるので、ノイローゼになり辞めでしまう。
(昔の話なので、今はどうなっているのかは分かりませんが)
一部の日本支社パワーに乗っかった営業員は長生きできる。ほんのごく稀に1部の営業員は独自の営業力で日本支社パワーが無くてもトップセールスを叩き出せるが、そうすると日本支社や他の営業員からは目の敵にされる。
そう、自分が一番と思っている人が大多数な外資系企業の実態は、アシの引っ張り合いが好きなのである、笑。つまり上に行く人はゴマスリが上手い、笑。
悪いエリアが当たっても2年くらい我慢して誰でも達成できるエリアに取替えてもらって翌年にはノルマ達成で延命している天才ゴマスリ営業員もいる。さあどちらになるかはあなた次第ってわけ。
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