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【読書】早見和真(著)『新!店長がバカすぎて』を読了。
複数の小説を同時に読み進める、「並行読書」を続けてきました。しかし、早見和真(著)『新!店長がバカすぎて』が後半に差し掛かってから面白すぎて、「並行読書」体制が崩れてしまい、「単独読書」となってしまいました。そして最後は一気読みをし、読了を果たしました。
『新!店長がバカすぎて』は、タイトルの通り、『店長がバカすぎて』の続編です。一時期、『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』のようなタイトルの映画が多くありましたが、そういうものとは少し違います。
ネタバレにならないように、小説を紹介するのは、案外難しいものです。読む人によってネタバレなのか、そうではないのかという基準は違います。できるだけ小説の細かな内容に触れずに、面白く紹介するには、レベルの高いテクニックが必要です。
この物語には、架空の小説のタイトルが幾つか出てきます。その小説を、もの凄く読みたくなるから不思議です。自分の好きな本を、他人に勧めるのが苦手です。下手をすれば、それは強要になってしまうからです。強要されて読まされる読書ほど、面白くないことはありません。読書嫌いな人を、増やすだけです。
好きな人と、好きな本について語り合うことができれば一番幸せなんでしょうが、未だかつてそんな経験はありません。本屋さんに行けば、そういう人と出会える確率が上がると思うのですが、ナンパする歳でもないので、本を選んでいる人をチラ見したりしています。
書店員さんはみんな、本が好きなのでしょうか。大型書店の書店員さんは、レジの行列を捌くのに精一杯のようです。それでも読書が好きなんだろうと、勝手に想像を膨らませて見ています。