【読書】池井戸潤(著)『俺たちの箱根駅伝』を読み進める
池井戸潤(著)『俺たちの箱根駅伝』を読み進めています。
池井戸潤さんの作品を読んでいると、仕事とは何か、何のために働いているのかということを考えさせられます。
もちろん誰もは、直接的には自分の生活のために働いています。
だから、ついつい他の誰かと比べて損をしたとか、得をしたとか考えてしまいます。
しかし心の底には、誰かの役に立つ仕事をしたいと考えて働いているのではないでしょうか。
インターネットで発信されているコンテンツにしても、テレビで放送されている番組にしても、表面的には人を笑わせたり感動させたりするものです。
しかしその根底にあるのは、見る人の役にたてる情報です。
見る人の思考を変え、行動を起こさせる情報を発信しています。
自分の生活のため、少しでもいい生活をしたい、そのようなことだけを考えていると、どんな仕事も面白くなくなります。
逆に、普段の地味な仕事でも、誰かの役に立っていると思うと、面白みが出てきます。
誰かの役に立ちたいという心が、熱い気持ちで働くことにつながります。
普段はなかなかそのようには思えないものですが、本を読むことによって気付かされることがあります。
『俺たちの箱根駅伝』は、スポーツ小説という面だけではなく、ビジネス小説という面も強く、社会人の方にもぜひ読んでいただきたい作品です。
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