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『謎の香りはパン屋から』|第一章:焦げたクロワッサン

久しぶりに映画館で映画を観ようと思い、ショッピングモール内のシネマコンプレックスに向かいました。
上映まで少し時間があったので、その間、本屋さんをパトロールすることに。

そこで目があったのは、パン屋さんで女の子がパンを並べているイラストが描かれたカバーの本です。
タイトルは『謎の香りはパン屋から』。
帯には『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作の文字。

推薦コメントを読んでいるだけで、興味がそそられてしまいました。
カバーのイラストがあまりに可愛すぎるので、レジに持っていくのを少し躊躇いましたが、書店員さんは笑顔で対応してくれました。

大した言葉を交わすわけではありませんが、書店員さんとの僅かなコミュニケーションが取れることことも、本屋さんで本を買う楽しみのひとつです。

映画館を見終わった後、さっそくカフェに入って、第一章『焦げたクロワッサン』を読みはじめました。
あまりミステリーという感じがしない日常に近い物語ですが、実は奥深いものが隠されているのです。

ミステリーといえば最近、青崎有吾著『地雷グリコ』を読み進めていますが、こういったライトな感覚の作品を最近、気に入っています。

本書は、全体では五章で構成されており、それぞれの章で美味しそうなパンの種類が登場します。
次の第二章は『夢見るフランスパン』です。
せっかくなので何処かでパンを買ってきて、食べながら読み進めたいと思っています。


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