お酒をやめて、泣ける小説を読む。
小説を読んで泣くことがある。
電車の中で読んでいて、泣くのを堪えるのに苦労したことがある。
これまで読んだ小説の中で、涙なくして読むことができなかった本を紹介したい。
恋愛、病気、命、別れ
恋愛物語で、彼女が限られた命で病と闘い、最後には悲しい別れが待っている。
そんな小説は間違いなく泣ける。
住野よる著『君の膵臓を食べたい』は、絶対に泣ける。
タイトルが印象的である。
本のタイトルは重要である。
正直、この本は「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」をした。
時々、こうやって「タイトル買い」をしてしまう。
家族、親子
家族や親子を描いた物語も泣けるものが多い。
重松清著『とんび』はなんとも言えない、切ない話である。
タイトルだけではなんの話かわからないが、絶対に泣ける。
いい小説は、タイトルはあまり関係がないのかもしれない。
物語を読み進めるうちに、このタイトルの意味がわかるのである。
お仕事小説
お仕事小説というジャンルがあるのかどうかわからないが、経済小説というほど難しくない、仕事に関する小説がある。
『半沢直樹』で有名な、池井戸潤氏の著書ともちょっと違うジャンルである。
お仕事小説にも泣ける本がある。
北川惠海著『ちょっと今から仕事やめてくる』は泣ける。
この本のタイトルも、なぜか惹きつける力を持っている。
タイトルで想像できるかもしれないが、少し息苦しい展開の中に泣かせるポイントが散りばめられている。
文字を読んで泣くということ
いい物語は、テレビドラマになったり、映画になったりと動画になることが多い。
動画で泣くのも悪くはないが、文字を読んで泣くということは、感情移入の深さが全く違うように思う。
お酒を飲みながら動画を見るよりも、泣ける小説を読むことをおすすめする。