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木下勝寿著『悩まない人の考え方』を読了|「思考モード」への切り替えで人生を楽にする

木下勝寿著『悩まない人の考え方』を読了しました。
思い通りにいかないことが多く、悩みの尽きない毎日の中で、この本のタイトルを発見し、購入しました。

読み終えた今、私の「悩み」は以前と異なるものとなり、前向きな思考へと切り替わっています。

現実に起こっている出来事に対して「不快、不安、不満」といった感情が入ることによって、それは「悩み」となります。

出来事に対して感情が入ると、思考停止の状態に陥ってしまいます。
その状態から脱するには、自分の心を「感情モード」から「思考モード」に切り替える必要があるのです。

ポイントは「何がどうなったらいいのか」という、そもそもの「目的」に立ち返ることです。
その「目的」を達成させる方法を発見するという、思考に切り替えるのです。

例えば、月末に近くになって売り上げ目標達成が厳しくなったときに「感情モード」になって、過去の原因を追究してしまいがちです。
しかし、過去の原因を追究したところで目標達成にはつながらないでしょう。
それよりも、売り上げ目標を達成させるためにはどうすればいいかを考えなければいけないのです。
その方法はa案もあればb案も考えられる。さらにc案、d案…と考えていきます。

そもそも、売り上げ目標を達成させる「目的」は、利益を上げることであるので、仮に売り上げ目標は達成できなくても、別のアプローチで利益を上げる方法が見つかるかもしれません。

思い通りにいかないことがあると、無意識のうちに「感情モード」に入りがちです。
しかし、心の中をコントロールできるのは自分だけ。
悩んでいることにいち早く気づいて、「目的」を意識する「思考モード」に切り替えることができれば、人生はとても楽に、そして前向きに生きることができます。

本書を読めば、その具体的な考え方や切り替え方法を身につけることができるでしょう。


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