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本屋さんで付けてくれるブックカバーのサービス
本屋さんで本を買うと、ほとんどのお店で「カバーをおつけしましょうか?」と聞かれます。最近はレジ袋が有料になっているのに、本屋さんのこのサービスが有料になったという話は今のところ聞きません。
有隣堂さんなんかは、文庫本を買うと10色からそのカバーの色を選べることができます。そこで本当はどの色にしようかとゆっくりと迷いたいところですが、私がよくいく横浜駅西口ジィナス店のレジはいつも混んでいて、店員さんが忙しそうにしているので、思わず「黒色でお願いします」と言ってしまっています。今度思い切って、ピンクやイエローにしてみたいと思っています。
先日、久しぶりに新幹線で大阪に行ったとき、新大阪駅構内にある本屋さんで文庫本を購入しました。JR西日本系列の会社が運営をしている「ブックスタジオ」という本屋さんなのですが、そこで付けてくれたブックカバーがとてもオシャレでした。当然、紙製なのですが、遠目には革製に見えなくもありません。レジの横には同じデザインの栞が置かれていて、それも普通の栞よりも小さめの細身で、かっこいいデザインなのです。(見出し画像を参考にしてください)
本屋さんでのブックカバーのサービスは、日本だけの文化のようですが、嬉しいしもので、なくなってほしくないものです。個人経営の本屋さんには、このサービスがないところが多いのですが、それはそれで選書で勝負をしているという意志の表れのようで、気持ちがいいものです。
電車の中なんかで本を読むとき、何を読んでいるのか知られたくなくて、必ずカバーを付けて読んでいましたが、最近は気にならなくなりました。寧ろ、「オレはこの本を読んでるぜ」と言いたいくらいです。そして、「この本、面白いからみんな読んでみたら」という広告にもなります。小さなことかも知れませんが、作家さんへの貢献になっているかと思うのです。