
【読書】高野秀行(著)『トルコ怪獣記』を、「STORY STORY YOKOHAMA」で購入。
横浜の桜木町にある「STORY STORY YOKOHAMA」の店内をパトロールしていると、文庫本を平積みしているコーナーに『トルコ怪獣記』というタイトルの本が目に飛び込んできました。
私は一時期、海外ドラマ『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム』にハマってしまっていて、以来、オスマン帝国とかトルコと聞くと、敏感に反応してしまうのです。
本を手に取って帯を見ると、
ワン湖に棲むUMA界の新星ジャナール 果たしてそれは、実在するのか!?
と書かれています。
全く何のことが分からないのですが、とても興味をそそられました。
ページを捲ってみると、目次の後にトルコの地図が書かれています。
ワン湖とは、トルコの一番東側のイランやイラクとの国境の近くにある湖のようです。
そしてUMAとは、Unidentified Mysterious Animal(未確認不思議動物)の略称です。UFO(未確認飛行物体)の怪獣版といったところです。
それからジャナワールとは、ワン湖に棲む、未確認不思議動物のことで、怪獣という意味の言葉だそうです。そのジャナワールを、トルコまで探しに行くという、ノンフィクション作品で、本のタイトルが『トルコの怪獣記』となるのです。
湖に棲む未確認の怪獣といえば、イギリスのネス湖のネッシーを思い出します。
私が小学生の頃は、大した娯楽も無かったので、ネッシーとかノストラダムスの大予言とかいう話に、真剣に討議を重ねていました。
著者の高野秀行さんってどんな方なのか、著者紹介をみると、
1966年、東京生まれ。ノンフィクション作家。ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。
と書かれています。
『水曜スペシャル』の、川口浩さんみたいな方です。
デビュー作のタイトルが『幻獣ムベンベを追え』。
2005年には『ワセダ三畳青春記』で、第1回酒飲み本屋大賞という、あまり聞きなれない賞を受賞しています。
ここまでの情報を得て、これは購入するしかないと思いました。今買わないと、2度と巡り合うことはないと、確信しました。
本をレジに持って行き、フランスパンのブックカバーと栞をつけてもらいました。(見出し画像参照)