【読書】早見和真(著)『店長がバカすぎて』を読了。
世の中に、店長と呼ばれる人はどのくらいいるでしょうか。
飲食店であったり、洋服店であったり、雑貨屋さんであったり、店の数だけ店長はいます。そして、本屋さんにも店長はいます。
店長と呼ばれる人は全員、尊敬される人物であるとは限りません。悲しいことに、アルバイトの学生にバカにされる店長もいたりします。
店長になると、朝礼で訓示を述べるというのも、ひとつの仕事になります。これは結構、辛い仕事であったりもします。
店長が朝礼で述べることは、基本的に精神論です。通達事項や注意事項を伝えるだけなら、店長でなくてもいい筈です。
精神論を述べるのも、毎朝となると厳しいものがあります。内容が薄くなってきて当たり前だし、同じことを何度も言うことになっても仕方のないことです。
それを聞かされる店員さんたちも、朝からつまらないかも知れませんが、店長は一生懸命なのです。
私には、店長の気持ちが良く分かります。誰にどう思われようとも、熱い心を持った店長が、私は好きです。
いつかその心が、店員さんたちに伝わるときが来ると信じています。
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