【読書】もう一度読みたい本
読んだ本をいつまでも本棚に置いておくのは、もう一度読むからなのでしょうか。
私は、一度読んだ本を、もう一度読んだことはあまりありません。
なので、溜め込んでいた本の殆どを、メルカリや古本屋さんに売ってしまいました。
映画やドラマで、2度見ると面白い作品があります。
2度目に見る時は当然、結末やストーリーが分かった上で見ます。
それでも面白いというか、分かっているからこそ、面白いという作品があります。
テレビドラマの再放送が人気になるのも、なんとなくわかる気がします。
伏線や布石を分かった上で見るのです。
犯人が分かった上で見る、推理ドラマのようなものです。
二度見たくなる映画
映画「カメラを止めるな!」は、2度見ないと意味がないとさえ言える作品です。
一度見ると、もう一度どうしても見たくなる、いや、見なければならない映画です。
洋画を字幕で見る場合は、二度見るべきです。
洋画の場合、一度目に見るときは、字幕を読まなかればいけないので、見逃してしまっているシーンが多いのです。
セリフの大まかな意味がわかった上で、2度目に見るときは、原語をしっかりと耳で聞いて、映像に集中して見るのがおすすめです。
もう一度読みたい小説
もう一度読みたい小説というのがあります。
一時期、夏目漱石にハマってよく読んでいたのですが、細かな部分が思い出せないのです。
若い時に読んだ小説を、年齢を重ねてから読めばきっと面白いだろうと思うのですが、次から次に読みたい本が出てくるので、残念ながら実現できていません。
そういうのは、老後の楽しみに残しておこうと思っています。
そうやって、自分の中のアーカイブがどんどん増えていくのです。
もう一度読むべき本
小説以外に、もう一度読みたい本があります。
いや、もう一度読むべき本です。
それは、ユヴァル・ノア・ハラル(著)『サピエンス全史』です。
とても面白い本だったのですが、内容が断片的にしか覚えていません。
世界史を学んだあとだから、もう一度読むと、奥深く楽しめます。
最初から全て読まなくても、目次を見て、気になったところだけを読んでも十分に楽しめます。
この本は、古本屋さんには売らずに、玄関に飾ってあります。
この本を玄関に飾ると、自分は意識が高い人になった気がします。
映画にしても本にしても、読む時期によって感じ方が変わってきます。
周りの環境も変われば、自分の考え方も変わります。
良い作品は、一生のうちで、何度も感じたいものです。