1月に読了した本、4冊について。
2024年1月、今月に読了した本は4冊と、少し少なめになりました。今月から某講座を受講し始めた為で、課題の取り組みなどに忙しくて、読書をする時間が減ってしまいました。
それでも4冊読了できたことは、自分なりには、まずまずの成果だと感じています。
1月に読了した本
それでは、1月に読了した4冊の本をご紹介します。小説が3冊と、ノンフィクション作品が1冊になります。
原田ひ香(著)『三千円の使いかた』
日本は今、デフレの時代が終わり、突然物価が高騰しています。
三千円の価値も、この2年ほどで大きく変わってしまいました。
改めて、お金について考えられている方も、多いのではないでしょうか。
この小説は、物語りとして楽しみながら、色んな角度からお金について学ぶことができる作品です。
高野秀行(著)『トルコ怪獣記』
ノンフィクション作品を読むのは、久しぶりでした。ノンフィクションは、硬いイメージが私にはあったのですが、この作品は、最初から最後まで、巧みな文章で楽しませてくれます。
日本には、「三現主義」という言葉を掲げている企業がたくさんあります。
「三現主義」とは、机上で考えるよりも、現場・現物・現実を重視しようというものです。
著者の高野秀行さんは、まさに「三現主義」を、有言実行されている方なのです。
垣根涼介(著)『君たちに明日はない』
企業組織のヒエラルキーの構造は、上層に向かうほど先細りになっていくのが普通です。キャリアを積み重ねって行っても、全員が構造の上層部に上がっていける訳ではありません。では、上がっていけなかった人は、何処に行ってしまうのでしょうか。
この物語を読めば、会社員の方でなくても理解ができると思います。会社員の人たちにとっては、非常に辛い物語ではありますが、希望も見えてきます。
馳星周(著)『少年と犬』
人間と犬が共存し始めたのは、いつ頃からなのでしょうか。
「生類憐みの令」を出した徳川幕府5大将軍徳川綱吉に、「犬将軍」というあだ名がつけられたのは有名です。
12支で戌年を(いぬ)と言っているので、紀元前からすでに馴染みのある動物だったのだと思われます。
現代では、人間は犬の命を大切にし、ときには犬も、人間の命を救うこともあるのです。
文章を読むことと書くこと
今日から2月です。リード文で書いた某講座も、新たなフェーズに移るので、ますます忙しくなりそうです。そのため、読書量も減ってしまうと思われます。
なんとか少しでも隙間時間を見つけて、読み進めていきたいと考えています。そして、質の高い文章をこのnoteで書けるように励んでいきます。
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