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木下勝寿著『悩まない人の考え方』CHAPTER1:出来事に悩まない|「悩み」は自分から生まれるもの

木下勝寿著『悩まない人の考え方』という本を読み進めています。
現在、CHAPTER1:「出来事に悩まない」を読み終えたところです。

人は多かれ少なかれ、悩みを抱えながら生きています。
しかし、悩みが深くなったり、長期間続くようなことになると、メンタル不調といった、深刻な問題に発展する可能性があります。
本書を読むことによって、そうした状況になることを防ぐヒントが得られるのではないかと期待して読み進めています。

本書では、起こってしまった問題に対して、事態をどう変えようかという考えに固執すると、思考が停止して「悩み」となってしまうと解説されています。
そうならないためには「事態をどう変えようか?」と言う思考を「自分はどう変わるべきか?」と言う思考に切り替えることが大事だとされています。

また、「悩み」は自分から生まれるものであって、「他人」からは生まれないということも印象的でした。
これは、アドラー心理学の「課題の分離」や、カナダの精神科医であるエリック・バーンの「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉に通じるものがあります。

起きている事実を変えることができないのであれば、それをどう受け取るかということを客観的に考えてみると、「思考停止=悩み」に陥ってしまうことを防げます。
たとえ陥ったとしても、そこから脱却できる近道になるでしょう。

続くCHAPTER2の見出しは「仕事に悩まない」となっています。
社会人になると、悩みの多くは仕事に起因します。
もし悩まずに仕事ができれば、どんなに幸せなことだろうかと思います。
次章を読み進めることで、悩まないで仕事をするためのヒントが見つかることを期待しています。

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