【重要】防衛機制・危機的状況に対する心理メカニズム ④成熟した防衛(前編)
こんにちは、Medです!
前回に引き続き「防衛機制」を取り上げます。
「防衛機制」とは、簡単に言うと「危機的状況に陥った時にそれに適応しようとする心理メカニズム」のことで、成熟~病的まで4段階の過程が存在しています。
今回は「Vaillantによる分類」のうちの「成熟した防衛」にスポットを当てます。
簡単に言うと「大人な対応」や「神対応」というやつですね!
「成熟した防衛」は長くなるので、「前編」と「後編」の2つに分けていきたいと思います。
当ブログ執筆にあたり、参考にさせて頂いた各種参考サイト様、画像サイト様には心より感謝の意を表します。
また、当ブログ閲覧によるいかなるトラブルも一切責任は負いません。
当方は「相談業務」は一切行っておりません。お問い合わせは「法律関連」の場合は「弁護士事務所」など、「精神医学関連」の場合は「心療内科」や「精神科」などお尋ねください。
※当ブログ内容、構成、コンセプト等の盗用、窃用、応用、無断転載等は一切許可しません。
※注意書きをご確認ください。
<関連記事>
①概要
まず「成熟した防衛」ですが、多く診られる年齢は次の通りです。
この「成熟した防衛」は次のような種類があります。
始めに少し触れましたが、あくまで「危機的状況」での「神対応」です。
例えば、「受容」は「受け入れがたい状況を受け入れる」といったものですが、「知的財産侵害」「住居侵入」「不正アクセス」「プライバシー侵害」「性犯罪」などで、「緊急性が高いもの」を「受け入れる」ものとは明らかに区別するべきです。
例えば、自宅が盗人から荒らされ放題、犯罪被害、違憲行為、違法行為に遭ってそれを不特定多数に対しての野放し状態とは全く異なります。
これは「テリトリー」の記事でも触れましたが、誰にでも「侵されてはならない領域」が存在します。
「仏の顔も三度」というコトワザがあるように、どんなに優しい人でも執拗に侵されたり、毀損され続ければ怒って当然の領域があります。
今回の記事では、各規制のまとめと事例などを分かりやすくお伝えできればと思います。
②「成熟した防衛」の種類
◆アクセプタンス(受容)
「自己受容」と「社会的受容」に分かれています。
ただし、他者干渉や国・権力干渉などの影響により、理不尽な「人権侵害」「違法行為」「条例違反」などの異常行動の「受容」はする必要性がありません。
そんなことをしていては、「基本的人権の喪失」「他人にパクられ放題」「違法行為され放題」「個人の幸福追求権侵害」「安定した生活の基盤喪失」などの甚大な損害を被ってしまいます。
これ以外にも「障害受容」というものがあります。
これは「自らの疾患を理解して受け入れる」というものです。
人は皆、自らが受け入れがたい「疾患」の認定を受けたときに「受容」に至るまでのプロセスがあります。それは「身体的疾患」でも「精神的疾患」でも変わりません。
もし「障害受容」に至るプロセス上で、どうしても「受容」に到達できない場合には、各種専門機関を訪ねましょう。
◆愛他主義
当方で言えば、お金にならなくても多くの無料記事を配信し、当方記事を通じて人格形成上「健全な方」のお力になれれば…というところが「愛他主義」といったところでしょうか?(笑)
まぁ、一部有料記事もありますが(笑)
◆先取り
よくアパレル業界だと「夏を先取り!」とか言ったりしますが、根こそぎ違います(笑)
言い換えると「悲観的予測」という意味合いに近いです。
「楽観視」はせずに、この先に待ち受けうるリスクを考慮して対処する機制です。
◆禁欲主義
宗教では「絶食」「性欲」への「禁欲」的意味合いが非常に強いですね。
またそれだけに限らず、「〇〇が欲しい」や「△△を買いたい」といった「物欲」なども含まれています。
あらゆる「欲動」は、通常「大脳新皮質」における「理性」で「ブレーキ」調整が効いています。この「ブレーキ」があるから、人は互いの利益を損なうことなく、自らの努力で利益追求をすることができるのです。
こうした「欲動」などは、他人に迷惑をかけない範囲(他人の財物、知的財産、プライバシー権、性的法令の保護範囲)でかつ「平均的」な範囲であれば問題がないように思います。
「性欲」の部分ですが、次のような報告があります。
性的な部分は誰でも極めて秘匿性の高いプライバシーですが、こうしたものを本人の意思を全く無視して「暴露」したり、「暴露状態」に置くなどして、「異性からの幻滅」を誘ったり、「笑いもの」「晒し者」にしようとするのは「自己愛性パーソナリティ障害」「反社会性パーソナリティ障害」で顕著です。
さきほど宗教の話題に触れましたが、私はいかなる宗教にも所属していませんし、布教活動を行うつもりもありません(笑)
またいかなる宗教にも所属する意思は全くございませんし、いかなる干渉も拒否します!(キッパリ)
ただ、私の記事が皆さんのお役に立ててもらえれば幸いです。
◆感情の自己コントロール
感情を害することでも、多少のことであれば「こらえる」というものです。
ただし、「財産的価値」を有する「有形物」にしろ「無形物」にしろ、本人の意思に反して勝手に外部に流出しているのであれば、それをじっと「こらえる」必要はありません。
また「プライバシー情報」や「個人情報」の不当な流出なども、それをじっと「こらえる」必要はありません。
他人から「不可侵の領域」つまり「テリトリー」を侵されて、それに「こらえる」必要はありません。
この「こらえる必要はない」というのは、「早急に問題解決すべきこと」という意味です。
逆に、少しのことでも「キレやすい」あるいは「感情的になりやすい」「クラスターB群パーソナリティ障害」などではこの「自己コントロール」ができないことが非常に多く、これを「衝動性」と言います。簡単に言えば、「暴力的」「人権侵害的」「衝動買い的」な側面が極めて強いです。
また「理性」で抑えられないほど、私欲を満たす欲求が強くなったり、他人の「知的財産」を害しても全く罪悪感を抱けない状況を「脱抑制」の状態と言います。簡単に言うと「盗み」が当たり前になってしまい、「万引き」当然の顔をした「常習犯」化という最悪な状況と全く同じです。
他人の「知的財産」などの「財物」を害する(あるいは無断で複製する)ということは、害された方は「いかなる努力」をしても「それに対する対価は一切得られない」という全くとんでもない状況と同じです。通常、こうした事案を起こされて、激怒しない人は居ません。
◆感情的レジリエンス
外的要因による「ストレス」とそれを跳ね返すための「力」のことです。
または「かなり不利な状況」に置かれても「平静を保てる力」とも言われています。
自発的な治癒力とも言われ、次のようにも表現されます。
近年では「コロナウイルス」の蔓延によって、「コロナ失業」が増えています。そんな中、この「感情的レジリエンス」を鍛えておくことは、こうした危機を乗り越えるために必須と言えますね。
◆許し
最近ではインターネットを通じた様々なコンテンツが充足してきました。これに伴い、「著作権」などの権利は極めて「侵害されやすくなった」とも言えます。
「著作財産権」を持つ人物がこうした権利を侵害された場合、その「権利侵害」をどれほど「許し」ていられるかがキーであるとも言えます。
分かりやすいのは「動画配信」であり、「映画」や「ドラマ」などの「映像コンテンツ」や「音楽コンテンツ」がその最たるものでしょう。
動画配信者はその配信内容の「業績」によって「収入」を得られる仕組みとなっていますが、「著作権」を害された側がそれらをどれだけ「許し」としていられるかにかかっています。
◆感謝
これは人から良いことをされた時に自然に発生する感情のことですね。
人は誰かしらに「支えられて」生きていますが、この「感謝」なくして関係性の維持や発展はありません。
通常、「俺様は俺様だけの力で生きてきた」と言える人は居ませんが、言えてしまう人は「傲慢」というものです。必ず表立たなくても、影で支えてくれた人が居るはずです。
私も、人から良いことをされてこの感情が湧かなかったことはありません。
「直接的サポート」や「間接的サポート」によって、物事が良い方向へと進んだ場合、この感情が湧かなかったことはありません。
これまで私を様々な形で「合憲的」「合法的」にサポートしてくださったすべての健全な方への感謝として、記事執筆を頑張ります!
◆謙虚
重要な要素ですね。
上記を簡単に言えば、「謙虚」とは「自己の過小評価」ではなく「自己を特別視しない」ということです。
この「謙虚」の逆は「自己の過大評価」と「自己の特別視」で「自己愛性パーソナリティ障害」の持つ特徴的な症状と同じです。
◆ユーモア
争い事になりそうな時に、「ユーモア」によって場を和ませる存在はありがたいものです。
また自らの「失敗談」をあえて「ユーモア」にして開示することで、その心理距離はずっと縮めることもできます。
「自ら」や「関係性のある他者」を冗談を交えて軽い笑いにするのはアリですが、程度問題でもあります。
逆に「関係性のない他者」を「ハゲ!笑」などといって冗談にしようとすれば、たちまち関係性を著しく損なうのは必至です。
「自己愛性パーソナリティ障害」や「旧・アスペルガー症候群」のある人物はこの「程度問題」が理解できずに、相手や他人を怒らせてしまうことが非常に多いです。「自己愛性パーソナリティ障害」の場合、むしろ他人を「笑い者」や「晒し者」にしないとプライドを高位に保てない非常に厄介な障害です。
また注意が必要なのが、「ユーモア」や「冗談」のキャラクターで周囲に定着し過ぎると、いざ「真剣な話」の時に「真剣に」聞き入れてもらえない可能性もあるので程度は気遣うべきです。
③まとめ
主に成人が他者と社会的交流を図るときに取られるものが多いです。
ただ、いずれも「程度問題」がつきまといます。
これは「テリトリー」の問題でも表記しましたが、誰でも「侵されてはならない領域」があります。
これを「目立ちたい」「他人から認められたい」「モテたい」「儲けたい」などといった動機を元に「不可侵の領域」を侵してくる人物については、問題対処が必要です。
今回は「成熟した機制」の「前編」をお送りしました。
次回は「後編」をお送りします。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
健全な方が少しでも安心して暮らせるようなブログ執筆を目指してまた頑張ります。
<関連記事>
追伸:
当ブログを読んでもし興味のある方はドシドシ当方までご連絡ください。
無論、誹謗・中傷の類は一切受けつけません。
フォロワーになってくださる方はどなたでも大歓迎です。
Twitterアカウント:Med
④参考・引用など
・キャリアコンサルタント ドットネット
・防衛機制 Wikipedia
・アクセプタンス Wikipedia
・禁欲主義 Wikipedia
・セルフコントロール Wikipedia
・レジリエンス Wikipedia
・許し Wikipedia
・Direct Communication
・ナゾロジー
・ユーモア Wikipedia
・ららメンタルクリニック
#防衛 #規制 #心理 #メカニズム #精神 #病的 #クラスター #パーソナリティ #人格 #障害
#自己愛 #社会 #境界 #演技 #受容 #愛他 #先取り #自己コントロール #感謝 #謙虚
#検索エンジン #Geogle #Yahoo ! #SEO #ワードプレス #WordPress #PPC広告 #ブログ #小説 #ASP