【要注意】問題児を平然と世に排泄する「毒親」という存在
こんにちは、Medです!
今回は「毒親」を取り上げます。
これまで、ご存知の方からは目や耳にタコができるくらいでしょうけれども、自己中心的かつ衝動的で他人とトラブルを作りやすい「クラスターB者」という精神疾患群がアメリカ精神医学会や世界保健機関によって定義されて久しいですが、こうした「問題児」を作り出してしまう「毒親」という存在について、触れておきたいと思います。
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①「毒親」とは
要は「支配欲」の強い「自己愛親」による「子供への支配」で、「子供の自立」を大きく阻害する因子になります。
簡単に言います。
「クラスターB者」という、自己中心的なトラブルメーカーを世に排出してしまった「親」や「祖父母」たちです。
サイコパスという先天性の異常者である場合を除き、大抵の「クラスターB者」は幼少期やその後の対人関係など、後天的な要因が関与しています。
特に、「出生後」からの「親」との関係性が大きくその要因に関与しているとされています。
この「クラスターB群」が「発症」する原因としては、幼少期の「過保護」もしくは「虐待」という一見すると真逆の原因が横たわっていると言われています。
では「過保護」と「虐待」それぞれについて見てみましょう。
②「過保護」とは
◆過保護とは
まず「過保護」とはどういった状態でしょうか?
簡単にまとめると、「過保護」には次のようなものがあります。
「甘えさせる」ことと「甘やかす」ことには大きな違いがあります。
これは関連記事をご参照ください。
しつけが不十分ということは、「欲しいもの」があった時に「必要な我慢ができない」ということです。
最悪な場合、他人のパソコンなど「他人の所有物」をまるで「自分の所有物」のように乗っ取ったり、他人のアイディアや努力の成果、情報資産も、さも「自分が思いついた」ように振る舞うような、図々しさ極まりない人物に育ってしまうリスクをはらんでいます。
◆マザコン・ファザコン育成勢
本来親(特に母親)は、子供が徐々に自立へと向かう過程を喜べるものですが、中には「子供が自分の元から離れていってしまうこと」に不安や寂しさを覚え、成人になった我が子にも「かかりっきり」になってしまう病的な親も存在します。
こうした親は我が子を「(自分とは)独立した(別の)一個人」と見ることができず、「私の可愛い分身」という病的な捉え方しかできません。また「親という役割」の喪失が怖いのも実情です。
こうした「子供への分離不安」のある親は、子供に「親への分離不安」を抱かせ、結果として「マザコン」が出来上がってしまいます。
「過保護系ルーツ」のクラスターB者が「自他の区別がつかない」「自己中心性」を有している背景には、こうした「分離不安」がルーツにあるのかもしれませんね。
また「マザコン」は男性よりも女性に多いのが実情です。
境界例の発症率で、男女比が女性に突出しているのもその証拠です。
その昔、「母と娘で〇谷デビュー!」みたいな人がテレビに出ていて、
「お母さん若いですね~!」
「2人ともお友達かと思いました~!」
なんてやり取りをしていたのを覚えていますが、
精神医学的には「(子供が成人の場合)健全な関係ではありません」。
また私見ではありますが、街中を見ていても男性のマザコンは「自己愛性」の発症率が異常に高いという点が顕著です。
「自己愛」と「境界例」の共通点は「二極思考」です。
つまり、他人を「敵か味方か」「大好きか大嫌いか」「いい奴か悪い奴か」という両極端な「ものさし」でしか測れません。
「マザコン」化してしまった人は、「自分の行動」を「自分で考えられず」に、常に「母親(もしくは父親)」を求め、全く関係のない他者にもその「母親像」や「父親像」を要求してくるようになります。
「周りはあたし/ボクの言うこと聞いてくれて当たり前~!」みたいな感じです。
これが「自分の育ってきた社会的子宮内」のみで、外界でこうした要求をしなければ健全性がある方だと診るべきですが、全く関係のない他者に、「高額プレゼント要求」とか「数々の情報要求」などをしてくるようでは、異常性は高いとの判断をされてもおかしくはないでしょう。
まるで「成人ヒナを養育する親」のような親子関係で、「分離不安のある親」は「飛び方」を教えることはなく、いつまでも「エサ」をやり続けます。
マザコン系の毒親は次のようなものを子供に「教えません」。
むしろ、
「買ってきたもの」
「(金や物などの)成果物」
を一方的にあげ続けるだけです。
目的達成までのプロセスを奪われた子供は、何から何まで、親がいないと何もできません。
これを見るだけでも、境界例が(特に)異性に対して「高価なプレゼント」を要求し、そのリアクションで「愛の深さ」を測るというルーツが診て取れます。
逆に親こそが「この子は私が居ないと何もできないから!」という固定観念に縛られ、「自分で何かを成し遂げる」という「成功体験」をいつまでも「摘み取ってしまっている」ことに気付けません。したがって、いつまで経っても「自信のない子」のままで、一向に成長できません。
また「我が子」が何かを始めようとすると、必死に「先回り」して、「俺/あたしが教えてあげる!」「教えてあげる!」と躍起になるような特徴もあります。
つまり、「子供が自ら調べ」「自ら助言を求めた時だけ」対応するという「待つ技術」が圧倒的に欠損しているのです。
だから「自己都合」で「我が子」を執拗に「監視下」に置き、「相手の頼みもしない助言」をしてはウザがられ、感謝されないどころか迷惑がられてしまうのです。
自立とは、次のようなものを指すと思います。
どんなに些細なことでも「(他者を頼らずに得た)成功体験」をコツコツと積み上げ、十分な自信をつけることで自立や成長を迎えます。
その過程を第3者が見届けることはできません。
むしろ、見届けることができている時点で、当人への極めて著しい害です。
「心配」とは「心配者自身」が「不安なだけ」で、当人は望んでいないことが多いです。
境界例は「クラスターB」を代表する疾患で、最も多いです。
基本「マザコン(ファザコン)」で、自分の親でも何でもない他人のすねを勝手にかじり倒してしまうとんでもない人種です。
これこそが、他人のものを何でもかんでも勝手に貪り続ける「テイカー」の根幹なのかもしれません。
「貪られた方」、つまり「勝手に親にされた方」は、全くたまったものではありません。
分かりやすい過保護系毒親の口癖があります。
「ウチの子カッコイイ/可愛いのよ~」です。
◆実親じゃないパターン
これだけに留まらず、「実親」でなくても当てはまる場合があります。
特に男女関係で著明であり、中高齢者が若い女性を「餌付け」により腐敗させてしまう場合です。
こうした問題の背景には、次のような身勝手な動機が背景にあります。
上記のような極めて身勝手な動機を基に、相手(特に若い女性)を「金銭的」や「物欲的」に「甘やかし」てしまう人物が「(自己愛性をベースとした)毒親」の部類です。
最早、境界例と化してしまった人物は、
であると「誤った学習」をしてしまい、次のような経路を辿るパターンが往々にしてあります。
「相手への要求(特に高額プレゼント)によって相手の愛を測る」試し行動
という典型的な境界例の経過を辿ります。
境界例から見ると、複数の知り合い男性は次のように分類されるものと推察されます。
こうした異常者を作り出してしまうのもまた、金銭的や物欲を不必要に満たしがちな「自己愛者」の中でも、特に「ドンファン型」に多いものと推察される。
こういった「自己都合」で他人(特に若い女性)を自分の都合のように「餌付け」してしまい、「腐らせてしまう」つまり「人格障害化」させてしまう人物は、相手を自己都合で各種パーソナリティ障害の治療から遠ざけてしまう悪しき人種であると言わざるを得ません。
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③「虐待」とは
◆虐待とは
まず「虐待」とはどういった状態でしょうか?
「虐待」には次のようなものが含まれます。
上記にはありませんが、「子供」の前で「親の性交を見せる」なども「精神的暴力」の一つです。
こうした虐待行為が正常なパーソナリティ形成における「正常発達」の段階的な発展を阻み、十分なしつけというよりも「厳し過ぎるしつけ」も虐待の一つとして該当しています。
◆機能不全家族
上記のサイトにもありますが、「家庭内不和」や「身体的暴力」「精神的暴力」「性的虐待」「ネグレクト」が恒常的に存在する家庭のことで、「家庭崩壊」の状態とも言えます。
正に「社会的子宮」の「機能不全」ですね。
近年でも、ネグレクトつまり育児放棄や身体的・精神的虐待の犠牲となってしまった小学生や小児の痛ましい事件が後を絶ちません。
こうした背景には、次の項目が関連していると思います。
ただし、私は「虐待者」を擁護するつもりはありません。
よほどのことがない限り、こうした家庭にしてしまう背景には、少なからず「虐待者」自身に「クラスターB」系の問題を抱えている場合が往々にしてあると思われてなりません。
また悲しいことに、こうした「虐待」は世代間で「連鎖」してしまう傾向があり、「親にされたこと」を「子にしてしまう」という、「連鎖を断ち切れない」人物がいるのも確かです。
最も事件化しやすいパターンが、「シングルマザー」と「自己愛者」あるいは「反社会性」「サイコパス」の同居例ですね。
ここには、加害者側の問題の他に「女性ならでは」の問題も大きく関与しているのです。
女性は「母になると強い」が、「女になると弱い」というものです。
そこに「クラスターB者」は漬け込み、「俺の言うこと聞けねぇとどうなるのか分かってんのか、オラ!」と「独裁空間」を展開するのです。
こうした場合でも、「女」にはならず「母」として毅然として対処できるのが本来は望ましいです。
ですが、子供や自分に危険が及ぶ可能性があるのであれば、無理なく第3者機関などに相談しましょう。
「子を守れるか否か」はお母さんの「男を診る目」にかかっています。
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④「生い立ち」と「問題行動」と
「過保護」と「虐待」――まるで「真逆」の要因ですが、共通点があります。
それは「然るべきしつけ」を「然るべきタイミング」で「受けて来なかったこと」です。
関連記事はこちらをご覧ください。
では生い立ちに「過保護」や「不幸」があったからと言って、他害的な「人権侵害」や「刑法違反」など「問題行動」を起こしていいのか?という問題ですが、はっきり言って「良い訳がありません」。
増してや、100歩譲って「虐待者」に「仕返し」みたいにするのは、(それも問題ではありますが)まだ理解ができます。
しかし、彼らが「誹謗中傷」「八つ当たり」「DV」「各種ハラスメント」の対象とするのは、全く関係のない第3者な訳です。
しかも「何の罪もない」のに、膨大なストレスをため込むハメになったり、最悪「精神疾患」を患って、学業や仕事が困難になってしまうケースだってある訳です。
それだけではなく、重篤な精神疾患を罹患してしまうと家族関係や友人関係も「悪化」や「負担増大」する危険性がありますし、最悪な場合、「うつ病」では「自殺」してしまうリスクまで負わせてしまうのです。
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⑤まとめ
「十分なしつけ」というのは、社会に出てから特に重要になってきます。
他人の人権を侵し、他人のバウンダリー(境界線)を破壊してテリトリー(領土や縄張り)を侵して、何の罪悪感もなく「実行支配」するような人物はかなりの要注意人物であることが分かります。
こうした「問題児」を世に排出しないためにも、「毒親」にならない、「毒親」を作り出さないことが、誰にとっても「幸福な世界」となるための「重要な土台」なのです。
そのためにも「誰の基本的人権」も侵さない、「誰のテリトリー」も侵さない、「健全な親」を増やしていく必要があるのではないでしょうか?
個人的には、高校最後のカリキュラムに「毒親回避講座」を組んでもいいのではないか?とも思っています。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
健全な方が少しでも安心して暮らせるようなブログ執筆を目指してまた頑張ります。
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追伸:
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⑥参考・引用など
・毒親 Wikipedia
・過保護 Wikipedia
・虐待 Wikipedia
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