楽しかった茶道の記憶
高校時代は茶道部に所属していた。
当時はそれなりに楽しく充実した毎日を送っていたけど、コンプレックスまみれだったので高校の頃の記憶は卒業後に蓋をしており、蓋をしすぎたせいで今となっては本当に何も覚えていない。
そんな中でも部活でやっていた茶道が楽しかったことは覚えていて、いつかまたやってみたいなと思っていた。
思うだけで行動に起こさずにいたが、3月のある日 あまりにも仕事が暇で、家から通えるような茶道教室がないか探してみた。
そういえば部活でやっていたのって表千家の茶道だったよな、と思い出す。
本当に部活でやっていただけなので全く詳しくはないけど、茶道は裏千家の方がメジャーな流派で、茶道教室や公民館で開かれているようなサークルでできるのはおそらくほとんどが裏千家の茶道。これに関して事実確認などはしていないです。
だから、「表千家 茶道教室」で再度検索をかける。
もともと少なかった検索結果がさらに少なくなる。
その中で、表千家の茶道教室を案内してくれるという団体のサイトを見つけた。
申し込むと、希望の地域で茶道を教えてくれる先生を紹介してくれるらしい。
あまり飾り気もなく、今も動いているのか分からなかったが、とりあえず必要事項を送信して返事を待つ。
しばらくして案内が届き 先生に直接連絡を取ったところ、4月から通ってみないかということになった。
そして先日、初めて先生のところへ伺ってきた。
電話口でも感じた通りすごく朗らかで楽しい先生で、経験があるとはいえ6、7年のブランクがある私にも優しくお手前を教えてくれた。
お庭も花が綺麗に咲いていて、立派な和室で、私なんかがお邪魔してしまっていいものだろうかと少し気が引けたけど、月に1〜2回ほどここで茶道を習うのは精神衛生上もすごく良さそう。日々の楽しみも増えて嬉しいです。
1つだけ想定外だったのが、私はそれこそ公民館のサークルのようなエンジョイ系の茶道教室を探していて、今回お世話になることになった先生もそういう感じなのかと思っていたがどうやらそうではないらしく、この度先生のもとに「入門」することになった。「入門」、初めての経験すぎる。
のちのち免状も取れるようになるらしく、だいぶ本格的だった。
本気の茶道、頑張ります。
写真は、その帰りに立ち寄った好きなカフェの季節限定・桜のクリームソーダです。それなりに緊張していたようで喉が渇いていて、こんなにかわいいのに秒で飲み干してしまった。
今週末、お花見しようという約束が2つほどあるけど桜はそこまで耐えてくれるのか、ドキドキです。