営業力Lv.0
▲▽ME✕WORK△▼
こんにちは、MEです。
今回も引き続き、仕事について。
ワタシは今、商社の営業として働いています。
新卒入社3年目も半年が経とうとしています。
絶賛転職活動中のワタシですが、ここまでの営業として働いてきた経験や学びを、忘れないうちに残しておきたくて。
そして、読んでくださっているアナタにも元気をおすそ分けできたら良いなと思っています。
◆◇営業力Lv.0◇◆
晴れて営業として、独り立ちをした。営業といっても、ルートセールスのため、決められた客先(当時2社)へ毎日足繁く通い、案件のヒアリングをしていく業務がベースとなる。
客先自体は2社だったが、顧客は部署ごとの担当者ベースのため、顧客数でいえば20-30人程だった。コロナ禍でマスクをしているため、まず顔が覚えられない。覚える為の材料が足りなさすぎる。そこで身につけた技は、お客さんの社員証を瞬時に見る技と他のお客さんとの会話の中から聞き取る技だった。
毎日毎日訪問を重ねても、常に案件があるとは限らない。その時の沈黙ほど辛いものは無かった。その沈黙を埋められる程の営業トークは生憎持ち合わせてはいない。
知識も経験も無い中で、何を話せば良いのか。
そんなことを日々悶々と考えているときに、ふと先輩と同行していた時の事を思い出した。
ワタシと先輩は、考え方や性格が面白いほどに正反対だった。私が、石橋を叩いて壊すほど真面目かつ気にしすぎお豆腐メンタルに対して、先輩は良い意味と悪い意味の「適当」を合わせ持つ、ポジティブ•オブ•ポジティブだった。
そんな先輩はいつも訪問時に「何か用か」と聞かれると、「お仕事もらいにきました〜!」とか「お仕事落ちてないですかね?」といった直球かつ明るく言い放っていた。そんな先輩だったからこそ、場の雰囲気も和み、お客様も笑顔で話をしてくれた。簡単に言えば、愛嬌だった。
新卒入社一年目。いくら社会人といえど、一年生であることはお客様も重々承知だった。もちろん、そんなワタシの面倒を看るのはお客様の仕事では更々ない。
だからこそ自分自身が、それが今のワタシであることを認めて、ワタシらしく身の丈に合った営業をすることが何よりも大事なのだと気づいた。
泣いても笑っても、新入社員としての1年目は人生で一度きり。だからこそ、もっともっと挑戦して、沢山失敗して、凹んでも何度でも起き上がれるようになるのがいい。背伸びはせずに自分らしく素直に学ぶのがいい。
「こんにちは!お仕事探しに来ましたー!」
マスクでも伝わる程の笑顔で、ちゃんとお客様の耳に届く明るくはっきりとした声で言えて初めて、営業として一歩前に進めた気がした。
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