持続可能な世界への責任⑨〜サステナビリティ・ソリューションへ〜企業のSDGs09(産業と技術革新の基盤をつくろう)
どうもどうも、吉良です。
関東地方もようやく"梅雨入りした模様"みたいですね。これから雨が増えそうですが、湿度が高く蒸し暑いのは身体に応えますね。これだけ梅雨入りが遅れたのも、まさに地球温暖化の影響のひとつでしょうね。
世界も大変なことになっています。インドの熱波やブラジルの洪水、サウジアラビアのメッカ巡礼では気温が55°を超え、たくさんの死者が出ています。
ブラジルの洪水の影響は日本のオレンジジュース不足に直結しています。日本の出来事は世界に、世界の出来事は日本に影響を及ぼしていることを考える機会としてもSDGsは大切ですね。
今回の「持続可能な世界への責任〜サステナビリティ・ソリューションへ〜」で取り上げるSDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」は、まさに6月17日にnoteにアップした「マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.㉕文部科学省 科学技術・イノベーション白書」にぴったりとはまります。
今回の白書のテーマは「AIがもたらす科学技術・イノベーションの変革」なので、まさにこれからの日本のAIを基盤にした未来創造をマンガデザインしました。文部科学省のXでも即日4万、現在8.3万のインプレッションがあるということは、これからのAIには注目されていることがよく分かります。
では、実際にSDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」のスコアを見てみましょう。
目標別達成度と進捗状況(変化・動向)は下記のように表されています。
スコアは「緑」。17目標のうち2つしかないSDGs達成です。産業大国日本としてはなんとか面目は保ちましたが、「経済成長が止まっている失われた30年」下ではまだまだ改善の余地はありますね。
SDGs9・産業と技術革新の基盤をつくろう、について詳しくは前回のシリーズの記事もご覧ください。
前回に引き続き、SDGs新シリーズの紹介動画を新しく制作しました。楽しくわかりやすくをコンセプトにマンガデザインモーションで創りました。
マンガデザインの解りやすさを感じていただけましたか?
今回の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」について、マンガデザイナーズラボ制作の作品をご紹介します。
最初の作品は2024年1月15日にリリースした今年最初のnoteでも紹介している、「マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.⓳NECネッツエスアイ 〜70周年記念マンガデザイン壁画〜」です。
「コミュニケーションで創るサステナブルでWell-beingな世界」という企業の基盤を未来マップで表現しました。
次の作品はコネクタメーカーのイリソ電子工業(株)の作品です。
この内容も2023年5月のnote、「マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❼イリソ電子工業(株)・新横浜駅OOHデザイン」で紹介しています。
本社のある新横浜駅を基盤に、車を中心に使用されている「コネクタ」はまさに生活の基盤であることをマンガデザインしました。
次の作品は2023年の関東大震災から100年目の節目に作った日本経済新聞の「予防インフラ2023」6回シリーズ企画です。震災、防災、水害など自然災害に強いレジリエントな日本を目指しました。
最後の動画はまさに今主流になっている自動運転の未来をデザインした「モータリゼーション3.0」動画です。マンガデザイナーズ初期の未来デザイン作品です。未来の生活基盤であるクルマ社会を描きました。
ここからは、講義を受講している学生や聴講生たちが取り上げた企業など3社4作品のSDGs9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に対する取り組みを紹介してゆきます。
はじめに、株式会社サイゼリヤの「サイゼリヤ18号」にについての聴講生作品です。僕もよくサイゼリヤに行って必ずミラノ風ドリアを頼みます。
皆様はサイゼリアにはよく行かれますか?そしてサイゼリア18号を知っていますか?僕はまったく知りませんでした。詳しくはこのマンガをお読みください。よくわかります。
素晴らしいマンガです。非常にわかりやすい作品です。目のつけどころ、視点がパーフェクト。
2作品目は、最近、大谷翔平選手をワールドワイドで起用したことでも話題の株式会社伊藤園の「災害対応自動販売機」です。このタイトルだけで「予防インフラ」を感じ、興味深いですね。
2名の学生が同じテーマを選択しています。それだけサステナブルな内容といえます。では、作品をご覧ください。
暗いところでも見えるをテーマにしたベネフィット訴求がいいですね。
停電していても稼働するのがベネフィットという視点もパーフェクトです。
次の作品は株式会社NTTドコモの『いつでもどこでも「つながる」取組み』です。
この作品もまさに「予防インフラ」ですね。地震や災害の多い日本だからこその民間企業の取り組み、素晴らしいですが、あまり知られていないのが残念ですね。
わかりやすいデザインです。ベネフィットよりももっと危機感が伝わると良いですね。
最後にSDGsと大阪・関西万博を絡めた9回目のシリーズ作品をご覧ください。
そろそろ万博関係者がこのような日本オリジナルのマンガを通じて展開する価値に気づいても良いのに、本当に気づけない情報収集力の低さが残念ですね。
しっかりとテーマに沿った素晴らしいシリーズ企画です。SDGsの目標9への取り組み、とても面白いですね。
『持続可能な世界への責任〜サステナビリティ・ソリューションへ〜企業のSDGs9(産業と技術革新の基盤をつくろう)』いかがでしたでしょうか?
次回も楽しみにしていてください。
楽しいマンガデザインで企業のSDGsを学びましょう!