見出し画像

「継続は力なり」〜中大サッカー部とのパスワーク〜

どうもどうも、吉良です。

6月2日(木)札幌ドームで行われた日本代表VSパラグアイ代表。
結果は4-1で日本代表の勝利でした。この試合に中央大学学友会サッカー部(以下、中大サッカー部と表記)のOB、シュミット・ダニエル選手がスタメン出場し、古橋亨梧選手が途中出場しました。2人とも11月開催のFIFAワールドカップカタール大会に向けて良い準備ができていました。

本日6月6日(月)は国立競技場で日本代表VSブラジル代表がおこなわれますね。

先日、そのSAMURAI BLUE(日本代表)メンバーのシュミット・ダニエル選手がマンガデザイナーズラボにいらっしゃいました。というのも弊社が22-23シーズンから、新たに彼のマンガコンテンツパートナーとなることが決まったからです。

僕も身長197センチのシュミット・ダニエル選手と一緒に写真を撮らせていただき、マンガデザインポスターをお渡ししました。この身長差です。(ちなみに僕は170センチ+上げ底3センチ笑。)

(シュミット・ダニエル選手と僕、マンガデザイナーズラボにて)
(シュミット・ダニエル選手のマンガデザインポスター)

このような素晴らしい仕事ができたのは、シュミット・ダニエル選手や中大サッカー部と長い期間つながり続けたことが大きな要因だと感じています。

今回は、シュミット・ダニエル選手や中大サッカー部とのこれまでのつながりを振り返り、長く関係性を保つことの重要性についてお話ししていきたいと思います。題して「継続は力なり」〜中大サッカー部とのパスワーク〜です。「継続」はコミュニケーション論にもつながりますね。

【1】シュミット・ダニエル選手とのつながりのきっかけ

僕とシュミット・ダニエル選手のつながりは、彼が中大サッカー部の4年生に在籍していた2013年次からのものです。「楽しいと楽の違い、楽しいは苦しい?」の記事にも登場した僕の次男が彼の1つ下の代で、3年間一緒にサッカーをしていました。

中大サッカー部の特長の一つに、「全員応援」があります。Aチーム・Bチーム、学年の分けへだて無く全員で各カテゴリーを応援し合います。それにより確実にチームワークは生まれます。

その中で「憧れの先輩」が生まれたり「いじりやすい後輩」が生まれたりするわけです。次男にとって「楽=苦」の中大サッカー部生活を支えたのがこの「憧れの先輩たち」であり「いじられ役」としてのコミュニケーション力だったみたいです。

マンガデザイナーズラボとシュミット・ダニエル選手のつながりは、ちょうど彼の代が卒業する年から「中央大学学友会サッカー部・YEARBOOK」という卒業記念の冊子を作成しはじめたことからです。

この「YEARBOOK」構想は、当時の白須監督とその後の佐藤健監督(現総監督)によって生まれ、今日まで健さんや選手・スタッフの想いをのせて継続されています。

当初から「チーム本位で選手・スタッフ全員が平等に楽しめる卒業アルバムを作りたい。チームの広報の勉強も兼ねてマンガデザイナーズラボと一緒に制作して欲しい」と伝えられており、その気持ちもチーム広報の頑張りで現在までつながっています。

本冊子は4年間のサッカー部での生活を振り返る内容となっており、最大の見どころは卒業生ひとりひとりの印象的なエピソードをマンガデザインしたところです。

(シュミット・ダニエル選手のマンガデザイン)

これが、卒業生に大変喜んでいただけたこともあり、今でも毎年YEARBOOKを一緒に制作させていただいています。そのため、シュミット・ダニエル選手が卒業した翌年には次男のマンガデザインも掲載されました。

(僕の次男のマンガデザイン)

前述した佐藤健総監督(健さん)や広報スタッフの御尽力により、毎年、中大サッカー部様からご依頼をいただくことができる良い関係性を保ち続けることができています。

【2】中央大学サッカー部の卒業生たち①

弊社が制作したYEARBOOKを受け取った中大サッカー部の卒業生たちには、サッカーに関わる仕事をしている方も多くいます。

シュミット・ダニエル選手と同期の伊藤歩さんは、中大サッカー部OBで今季から同部のテクニカルアドバイザーに就任された中村憲剛氏の事務所で活動しつつ、中村憲剛選手が所属していた川﨑フロンターレのスタッフとして働かれていました。

(伊藤歩さんのマンガデザイン)

中大サッカー部在籍時にも選手兼学連を務めていた伊藤歩さんのマネージメント力と物腰の柔らかいコーチング力は、当時から同期・後輩からも一目置かれていていました。

マーケティングや広告にも興味があった彼がYEARBOOKのことを覚えていてくださり、2018年シーズンの川崎フロンターレのポスター企画や中村憲剛選手の引退セレモニーの告知ポスター制作につながりました。

サッカー界にはたくさんの知り合いがいましたが、若き伊藤歩さんがマンガデザインとサッカーをつないでくれた最初の人になってくれました。本当に中大サッカー部との出会いには感謝しています。

(2018年・川崎フロンターレJ1優勝記念ポスター)

【3】中央大学サッカー部の卒業生たち②

そして、いよいよ僕らにとってのスーパーヒーローの登場です。
第1弾である「中大サッカー部 YEARBOOK2014」の表紙で右手を未来へと突き上げている木村陽一郎さんは、先ほど紹介した伊藤歩さんと共に現在シュミット・ダニエル選手のマネージャーをされています。

(YEARBOOK2014の表紙・中央が木村陽一郎さん)
(木村陽一郎さんのマンガデザイン)

シュミットダニエル選手とマンガデザイナーズラボとの中大サッカー部「YEARBOOK」以来のパートナーシップをつないでくれた立役者こそ、木村陽一郎さんにほかなりません。

そのきっかけは、去年の暮れに「いじられ役」だった次男が「いじり役」の先輩木村陽一郎さんと石垣島で頑張っている古賀鯉太郎さんと会食した際に「おまえのお父さんシュミットダニエル選手のマンガ描いてくれないかなぁ」と言ってくださったことから始まりました。

僕は、木村陽一郎さんからも「(次男の)お父さん」つまり「お父さん」と呼ばれています。こんな感じで「お父さん」と呼ばれるのはなんか幸せですね。

------------

YEARBOOKの制作を続け、中大サッカー部とのつながりを保ち続けたことが、このように様々な仕事につながったと言っても過言ではありません。これからも中大サッカー部のOB選手はもちろん、たくさんのサッカー選手をマンガデザインして世界中に選手たちの魅力をプロデュースしたいと考えています。

そのためにも、今後もひとりひとりとの関係性、ひとつひとつの仕事の関係性を保ち続ける努力をしていきたいと改めて感じています。

やっぱりサッカーって最高ですね。
シュミットダニエル選手がFIFAワールドカップカタール大会の代表に選出されたら是非書きたい企画があります。それが「僕とワールドカップ」です。

実は1990年のイタリア大会、94年のアメリカ大会、98年のフランス大会、そして2002年の日韓大会と、決勝戦はもちろん決勝トーナメントも多くの試合をライブで観戦しています。もちろん仕事です。

アメリカ、フランス大会の時は決勝戦の前夜祭として、ドミンゴ、パバロッティ、カレーラスの3大テノールもライブ観賞しました。まさにスポーツと芸術の融合でした。
そんな話題を書きたいと思っています。お楽しみに。

最後までお読みいただきありがとうございました! スキ、コメント欄への感想、リクエスト、シェア等、大歓迎です。 スキ、フォロー時にはランダムで吉良語録メッセージをお送りしておりますのでお楽しみください!