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第十一回 ブータン農家の朝ご飯&広い仏間でお祈り。(フレッシュエゼのレシピ付)

こんにちは。

前回から村の暮らしの話をしています。

第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も)


旦那の実家に泊まった朝、なんとなんと!

私たちが寝ているところに弟くんがバター茶を持ってきてくれました!なんて贅沢な朝なんだ。

朝一のバター茶。

バター茶はもちろん大好きですが、人が淹れてくれるお茶やコーヒーって特別に美味しいですよね。

早起きして、寝ている私たちのためにバター茶を淹れてくれたことに嬉しくなりました。あたたまる~。

起きてすぐベッドで飲むお茶なので、ベッドティー(bed tea)と呼んでいました。


起きたらお祈り。

この部屋一室が、お仏壇のためのお部屋です。お仏壇のために一部屋使うとは、さすが仏教国です。

よく一人暮らしの若い人も、アパートの一角をお仏壇のために確保しています。

この部屋には、年に一度のプジャ(法事)で使う太鼓も置いてあります。毎朝ここのバターランプに火を付け、お祈りします。静かなひと時、心がシーンとなります。(バターランプとは鉄の器に油を注ぎ、糸を垂らしたロウソクの様なものです。)


朝ご飯は弟と奥さんが作ってくれました。至れり尽くせりです。

赤米、フレッシュエゼ、ダツィです。スプーンの上にあるのが、生の唐辛子・トマト・チーズ・紫玉ねぎを和えたフレッシュエゼです。

私がよく食べるので、いっぱい作ってくれました。

サラダを食べる習慣がないブータンではこれがサラダ。以前もご紹介しましたが、ご飯によく合う定番です。

日本でも作ることができますよ。

【レシピ】

★材料

細い青唐辛子、ミニトマト、紫玉ねぎ、カッテ―ジチーズ、サラダ油、塩

★手順

①青唐辛子、ミニトマト、紫玉ねぎを細かくみじん切りし、器に移す。

②カッテ―ジチーズを加えて和え、サラダ油を少し回しかけ、塩を振ってよく混ぜて出来上がり。

簡単です。

爽やかな辛さが、ごはんによく合います。


また違う日の朝ご飯です。 この日は白米でした!

オレンジ色のものは、卵とチーズ炒め。カリカリになったチーズがとても美味しいです。ここでもフレッシュエゼは欠かせません。


またある日は

そういえば、旅の途中で農家のおばさんから焼きトウモロコシを買ったこともありました。


ニ回にわたってこの村の暮らしを紹介して来ました。

Wi-Fiがないので、ここに居る間はなかなか日本の家族と連絡が取れません。でもスマホやPCから一時離れることができる貴重な数日間です。

英語が通じない人も結構いるので、コミュニケーションは彼頼み。

彼らにとってはこの暮らしが当たり前ですが、私にとっては超非日常です。



次回は大きな川の真ん中に市役所がそびえたつ街・プナカや、インドと隣接した街、フィンツェリンを紹介します。


では。


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