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読書感想 終わりを思い描く

私の地域では、秋晴れが続いている。
秋のいい時間が流れている。

1ヶ月もすると、すぐに冬が迫ってきている感が出てくるのかな。
雪が降るのは嫌だけど、嫌ではない。(どっちやねん)
雪が降ると、世界が変わった!と高揚するのは私だけでしょうか。
でもよくよく考えてみると、
「雪道、運転がしづらくなる〜」
と我に返って、雪なんて降らなければいいのにと思ってしまう。

来月は、キャンプの聖地ふもとっぱらへ行くので、楽しみ‼️(完全に私だけが高揚していて、家族はそこまで思っていない、むしろ面倒ぐらいに思っているかも、、、笑)

今は秋を楽しみたい。

さて、今日も読書感想をしていく。
書籍は、かの有名な「DIE WITH ZERO 〜人生が豊かになりすぎる究極のルール〜 ビリ・パーキンス著」である。
このタイミングで、名著を拝読させていただいております。




まず思ったこと。
「面白い!」

なんでそう思ったか。
「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」ということに激しく共感したからである。
首がもげるほど何度もうなづいてしまった。

もう少し踏み込んで感想を言語化していく。結論から。
「終わりを思い描くことから出発する。これはネガティブなことではなく、むしろポジティブなこと。自分の人生をポジティブに思い描ける、自分のコントロール下で計画を立てられるのだ。まあ計画通りにはいかないものだけれども。」

7つの習慣のコヴィー先生も掲げていました、
「終わりを思い描くことから始める」
人格主義(素晴らしい人格を持った人間になる)のための習慣の1つの「終わりを思い描く」です。

自分の余命はあとどれくらいだろうか。
何歳まで生きられるのだろうか。
ネットに転がっている診断を使ってみると、
私は、
「99歳5ヶ月」
が死んじゃう日らしいです。

100歳まで生きたかった〜泣

まあこんな診断は何の根拠にもならないので、お遊び程度にしておいて。

大事なことは、晩年の自分の生活はどんな日々を過ごすことになるのだろうと想像できていますかっていうこと。

まあ想像しても、その通りになんて大体ならないし、、、
なったところで人生つまらん!と思ってしまうのが目に見えている。

自分の親を見ていると、
「動くのが面倒くさそうだな」
と思ってしまう。

そりゃそうである。歳をとって、どこか痛いところがあって、体力もない状態で
精力的に動き回って、思い出づくりなんてやってられない。

『健康(ヘルス)なくして、富(ウェルス)に価値なし』

とはよく言ったものだ。

間違いなく、歳をとれば健康が蝕まれてしまう。
これは抗えない。

そのときに思い出づくりをしますか?できますか?

と問いたいのだ。

これが終わりを思い描くことで得られる「今が一番若い日」を実感できることだと思っている。

一番若い日に思い出づくりしないで、いつするんですか?

お金をじゃんじゃん使いましょう!と言っているわけではない。
お金を使わなくても思い出づくりをすることはできる。
家族でピクニックに行く、一緒に運動するなどなど。

「ライフエネルギー」をいつ使っていくのか。(時間、収入、隠れコストなど)
ライフエネルギーとは、人が何かをするために費やすエネルギーのこと。余暇も仕事も当てはまる。
この考え方にその人らしさが出てくるのだろうと思う。
20代で全力で使うんだ!海外旅行など借金をしてでも行くんだ。
という人もいる。
家庭を持つことを想定しているから、家族ができたときにいろいろな思い出を作れるようにしたいから30代で使う!という人もいるだろう。

少なくとも、70歳超えてからライフエネルギーを使うことは考えにくいことは、前述したとおりだ。
これも終わりを思い描くことで、想像できる。

私は今年、家族で沖縄旅行へ行った。
ライフエネルギーが貯まっていない状態であったが、ちょっと無理してでも計画してやり切った。
結果どうだったか。
私としては、とても満足している。
(家族も喜んでくれているといいな)

子育ての終わりも思い描いているから、ここは遠方の旅行へ行こうと踏み切ったのだ。
もしかしたら、家族で飛行機に乗っての旅行は最初で最後かもしれない。
そう考えると、胸がキュっと締め付けられてしまうが、
あの時に行った思い出はずっと私の心に残ることだろう。

人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ。

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