読書感想 読書をしている目的は
今日は時間がないので、前段なしですぐに本題に入る。
(パスカルの「時間がなかったので、文が長くなってしまった」の通りで、推敲する時間はなさそうだ。ダラダラ書きをお許しください。)
書籍は「『しやすい』の作りかた 下地寛也著」である。
感想の結論。
「私の読書をしている目的はなんだろう。誰かにウンチクかまして、悦に浸ることのように感じてしまう。いや違う。自分の時間を豊かにするためだ。具体的には、読書で得た知識を仕事や子育てに使うことだ。」
結論、この本めっちゃ面白かったです。
時間をあけて、もう一度読みたいと思います。
行動経済学に基づく「しやすい」をたくさん述べてくれている。
何となくではなく、計算して「しやすい」を作っているのだ。
「しやすい」を構築するための本筋は何か。
それは
『目的と分け方が合っているか。』
これを問うこと。
会社において、階級ごとの椅子のクラスを分ける。
目的:上の階級への憧れを持って欲しい
それも昔の話。
今は、仕事の内容によって、椅子のクラスを変えたいところ。
目的:デスクワークが多い、プログラミングなど細かい仕事を行っている人はクラスの高い椅子が必要
会社において、ワークの違いで椅子のクラスを分ける。
口では、
「うちの会社は、デスクワークで胆力が必要な仕事を若い人にもやってもらいたい」
と言いながら、
椅子のクラスは、
肘掛けのない、安い椅子。
にも関わらず、コンピューターの苦手な上司の椅子は、ハイクラス。
というチグハグなことが起きてしまう。
「目的と分け方が合っているか」
この視点で物事を見てみると、気づくことがたくさんありそうだ。
「しやすく」なる工夫が生まれてきて、みんながハッピーになることが。
というように、言いたいことが実は山ほどある。
目から鱗な情報がたくさんだった。
これをパートナーに伝えたい!
と思ったのだ。
でも一旦立ち止まる。
何のために?
間違いなく、
「こんなことがわかったんだ。すごいだろう」
と言いたいのだ。
つまりは、知識マウントをとってご満悦になりたいわけ。
パートナーは出来た人なので、うんうんと聞いてくれる。
でも、これに甘えてはいけない。
読書をしている目的は何なのだろう。
知識マウントをとりたいためか。
いや違う。
自分の人生、時間が充実させるためだ。
ちょっとすると、履き違えてしまう。
気づけてよかった。