転職で身を守れ!
私の仕事。
数字を扱うことも多く、絶対に間違いが許されません。
肉体も精神もベストな状態で、仕事に挑む必要があります。
ところが、今まで私がお仕えしてきた経営者達は、機嫌が悪くなると、従業員に八つ当たり三昧。
いや~な気分になった従業員達は、仕事へのモチベーションが低下し、ミスを連発することになります。
しかも、教育体制は皆無。
上席者による仕事のチェックもありません。
新人のうちは、とんでもなくできの悪い仕事を納品させられます。
お客さんには、多大なご迷惑をかけることに…。
経営者は、仕事の本質を理解しているのか?
間違った仕事を納品され続けたお客さん。
契約を解除してくることもあります。
しかし、自分が原因だとは、これっぽっちも思っていない経営者。
担当者を怒鳴りつけます。
「オマエのせいだ!」
叱責された本人は、自信喪失で、更なる間違いを仕出かし、負のスパイラルへ突入。
従業員が働きやすい環境を提供することについて、全く無関心な経営者。
当然、退職者が後を絶たず、採用活動に追われることに…。
そして、何とか入社させる為に、労働条件は偽りのものを提示。
職場環境の改善には、一切目を向けません。
せっかく入社してくれた新人さんも、職場の異常性に気が付いて、早期退職。
経営者は、言います。
「質の悪い人を雇ってしまった!」
何でも、人のせい。
同じ過ちを繰り返しても、全く事の道理が分かっていません。
それでも、倒産しないのは、七不思議。
職場に残っているのは、年齢が高く転職が当たり前でなかった時代の人達か、意地悪な人達。
退職した友人が、言いました。
「まともな人が、こんな所に居られませんよ!」
経営者は、知らないのでしょうか?
今の世の中、とても転職しやすい仕組みが出来上がっているのです。
どんな従業員が、退職して行くのか?
この視点は、とても大事。
自分の働いている職場を、よく見つめなければなりません。
勇気をもって退職しなければならない時もある。
その事は、常に頭に入れておかなくてはならないのでした…
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