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表現力豊か?

今日は、難易度の高い仕事の納期でした。期限は13時まで。

本当に恐いのは、これからです。

明日以降、私の行った仕事が正しかったかどうかが判明します。

少しでもミスが有ると、クレームになります。

このお客さんは、とても厳しく私の仕事をチェックします。

でも、その方が安心なのでした。

データ納品後、ボスが外出。(やった~!)

ボスがいなくなると嬉しくなる従業員達(笑)。

疲れた頭に、ご褒美です。

この職場には2人のボス(共同経営者)がいるのですが、今日は2人とも外出してしまいました。

この職場で1番キャラの濃い総務の女性。小悪魔女子です(笑)。

彼女は、2人のボスの内の1人と犬猿の仲。私の斜め後ろが定位置。

早速、日頃のストレスを発散させます・・・。

何故か、聞き役はいつも私(笑)。

「アイツさ~、ホント、仕事できないよねー」から始まって、とても辛辣に罵ります。

まあ、すべて真実ですが・・・。どうも、表現方法がどぎついのです。

余りにも酷いので、「でもさ~、たまに、ボスにも冴えている瞬間が訪れるよね~」と言ってみたところ・・・。

「花甘露さん、イソップ物語のカラスの話、知ってる?」と彼女。

遠い記憶が蘇ります。そう言えば、そんな話があった様な・・・。

ちなみに、この物語は「虚飾で彩られたカラス」というのだそうです。

カラスが自分を美しく見せる為に、他の鳥たちが落とした羽を拾い集めて、自分の体に貼り付けるという内容です。

「なんかさ~、アイツ、『クジャクの羽も張り付いているかな~?』と思った瞬間、突然落ちるんだよね~」

「いつも輝き続けられない男。瞬間芸だよね~」

(確かに、その通り!)

表現力が優れているのか、そうではないのか?

仕事疲れの後の脳に振り掛けられる奇妙なスパイス。

「ぷっ」と吹き出しそうになるのをこらえながら、彼女の話を聞くのでした・・・(笑)。

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