職場脱出したくなった日
大きな組織の末端で働いてみて思った事。
毎日毎日、決められた事だけを、忠実にこなさなければなりません。
イレギュラーな事が起こると、皆、不機嫌です。
「それ、マニュアルに無いじゃん!」
「私の仕事じゃないと思う!」
一体、どうなっているのでしょうか・・・?
仕事が細分化され過ぎて、前後の繋がりが全く分からないため、ある人を捕まえて、その辺りの事を教えて欲しいと申し出てみるものの、帰って来た答えは、「君は、知らなくてもいい!」なのでした。(撃沈!)
でも、問い合わせは、何故か私に集中するのです(笑)。
もごもごと口ごもりながら、「申し訳ございません。私にはどうなっているのか、サッパリ分からないのです・・・」と、恐る恐る返答します。
すると、相手方も心得ているのでしょうか? 意外と、怒られません。
「あなたの状況、お察しいたします!」と、いたわりのお言葉を頂く事もしばしばでした。(なんか、同情されてしまった・・・。)
一生懸命働いても、虚しくなってきます(笑)。
(誰にも期待されていないし、存在すら認識されていないかもね・・・。)
1年ほど働いているうちに、「ああ、もう限界だ!何も、新しく学ぶ事がなくなってしまった!」と、絶望するのでした。
自分の意思や考えを仕事に反映させようなんて考えるのは、おこがましい事なのでしょうか?
ひたすら、伝統とやらに従って、非効率なやり方で仕事をし続けなければなりません。
従業員の表情は乏しく、あまり楽しそうに働いている人はいません。
「あ~、ここに居ると、私、ダメになるわ~!」
「さようなら!」
それが、私の出した結論なのでした(笑)。