当事者は笑えない
昨日は、転職活動のため、有給休暇を取得。
都内を駆けずり回るハメに…。
おかげで、今日は、疲労困憊。
在職中の転職活動は、中々厳しいものがあります。
今、私が居る職場。
入社早々辞める人達と、仕事を覚えてから辞める人達に別れます。
長く働こうと思う人は、あまりいません。
入社早々に辞める人達は、まともな会社で働いた経験のある人達です。
ボスは、入社した新人さんを放置。
そして、いきなり、「今日から、あなたの担当は、このお客さん(会社)です!」などと言われ、仕事を丸投げされます。
運が良ければ(笑)、数日間の引き継ぎがあります。
この職場の従業員は、メンタルを殺られたり、ボスに対して相当な恨みを抱いて退職して行くため、引き継ぎが無いのが普通です。
先輩方の中には、「仕事って、教えてもらえないものなの!」と新人さんを突き放したりする人も存在します。
私の場合、運が良かった(?)ので、前任者から、2日間の引き継ぎがありました。
その後、前任者は、メンタル不調で退職。
後は、自走あるのみ。
引き継がれない仕事の方が多く、気が変になりそうでした。
幸い、父がこの仕事を経験したことがあった為、強制的に私の指導者に就任。
(何でそうなるんだー)
ちなみに、私とは同業者ではありません。
「オマエの給料の半分を貰わんといかんと!」
渋々、指導を開始する父。
(いや~、良い父親を持ったピョン!)
実は、前任者も仕事の内容を全部理解していない状態だったため、今思えば、トンチンカンな引き継ぎでした。
ボスは、前任者が優秀だと思っていた様でしたが、今の私から見れば、そうでもなかった様な気がするのです。
まあ、理解できていない仕事をそれなりに回していたことには、感心するのですが…。
結局、そのことは、前任者にとって、相当なストレスになっていたに違いありません。
誇りを持って仕事ができない。
お客さんに納品した仕事に自信が持てない。
どこか、後ろめたい。
従業員をそんな気持ちで働かせているボス。
リーダーとしては、失格です。
かつて、3週間程で退職した新人さんが、隣に座っていた私にメモを渡してきました。
そこには、平仮名で、「けいはく」と書かれていました。もちろん、ボスのことです。
笑って良いのか悪いのか?
メモを手に、変な戸惑いをおぼえました…。
この新人さんは、その後、実にくだらない「電卓説明書事件」なるものが最終引き金となって、「ボスにパワハラをされた!」と主張し、体調不良に陥り、職場に出て来れなくなってしまいました。
ある先輩従業員が、私にこの新人さんの退職理由を尋ねてきたので、事件について説明したところ、一瞬ポカンとされてしまいました…。
余りにも馬鹿馬鹿しい事件を引き起こしたボス。
第三者だと笑えるのかも知れませんが…。
私も早く、その第三者とやらになりたいのでした…。
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