私の取扱説明書
私のボス。パワーゲームが大好き。
ハッキリ言って、疲れます(笑)。
そこで、「ボス、私、パワーゲームは嫌いです!」 と言ってみました。
機嫌が悪いと、八つ当たりをしてきます。
今度は、「私、不機嫌な人、苦手ですから!」 と言ってみました。
また、ある日は、彼の考える私の欠点とやらをネチネチと語り始めました。
「ボス、あなたの感じている事はハッキリおっしゃっていただいて結構です!」
「そうしていただいた方が、あなたの人となりが良く分かりますから!」
「それに、誰かと比較されても、私は私ですからね!」
そう、返してみました。
常に、人の弱点を探ってくるボス。
(もう、面倒くさいのだ!)
こちらから、私の扱い方を教えてやるぜ!
もう、やけくそです(笑)。
この様なやり取りが続いた末に、ようやく私の扱い方を理解したボス。
周りの従業員達は、さぞかし呆れていたことでしょう…。
「なんか、生意気なヤツがやって来た!」
しかし、こうでもしない限り、彼から、訳の分からないストレスを与え続けられることになるのです。
「理不尽な事に耐えるのが凄いとか、美徳だとか、そうしなければならないとか」
更に酷くなると、「そうした方が、得だ!」 と自分に言い聞かせる様になったりします。
案外、この様な考え方を止めて行動してみると、時には、良い結果が生まれるかも知れないのでした(笑)。