【1076日目(火)~ 徒歩で日本縦断13日目(焼尻島で休息) ~】
こんにちは、ツカマコトです。北海道の宗谷岬から九州の屋久島まで、日本縦断を徒歩で挑戦中の33歳です。
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つぶやき文庫♯1076
〜 あの島はなんだ? 〜
昨日、初山別村(しょざんべつむら)から羽幌町(はぼろちょう)に向かって歩いているとき、沖合に島が浮かんでいることに気がついた。「あんな所に島なんてあったっけ?」と思い検索してみたら、焼尻島(やぎしりとう)ということが分かった。調べてみるとそれはもう自然豊かで、気になって仕方がない。
渡航費や滞在費が掛かってしまうけれど、後悔の無い選択をしようと行くことを決めた。午前中は作業をする時間に費やして、14時の船で焼尻島へ向かうことを決めた。泊まった宿からフェリーターミナルまでは歩いて10分くらい。
13時半頃に到着して、乗船券を購入。時期や船の種類、また乗船する座席の等級によって金額の変動があるみたい。今回は”おろろん2”の2等ということで、片道1,600円也。
フェリーターミナルの中には、いくつか島内の写真が大きく展示されている。見たことのない鳥や植物。これまで行ったことのない環境だということは一目瞭然、それだけでワクワクする。
乗船券を購入したあと、そのまますぐ船に乗りこんだ。GWということで多少は混んでいるかな?とも思っていたけど、同じ席に居合わせたのは一家族と数人。観光で来ているのはおそらく僕一人。
汽笛が鳴って、船は港を後にした。
一時間ほどで船は焼尻島に到着、風が強くて気温も低い。
今日泊まる宿の位置をGoogleマップで確認しようとしたら「今日はどこの宿で泊まるの?」と年配の女性が声をかけてくれた。宿の名前を伝えると、宿までのルートを教えてくれた。
港から歩いて10分ほどで、今日泊まる予定の宿に辿り着いた。ゲストハウス”やすんでけ”島内には宿泊施設がいくつかあるけれど、人と繋がるという旅の目的を考えるとゲストハウス一択。そしてこの選択が大正解。
支払いを済ませ、一通りの案内を受けリビングに入ると、明らかに若い男女がリビングに居て挨拶をした。話を聞いてみると二人とも学生で、そのうちの一人は全国あちこち周っていて旅経験が豊富。今は島に興味があるらしく、焼尻に辿り着いたみたい。これから行きたい場所、行ってよかった場所についてい話を聞かせてもらった。
もう一人は”村おこしNPO法人ECOFF”という、田舎と都会を結び付けるために誕生した法人の企画を通じて、島に訪れていた女性。彼女の焼尻島での体験が、素敵な写真付の文章として掲載されているので是非、こちらから。
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そしてこのゲストハウス”やすんでけ”を運営するオーナーご夫妻とも色々とお話させて頂いた。焼尻島に住まうことになった経緯から、この島の魅力。また、この島の将来のこと。僕が自分の地元に対して抱いている想いと一致する部分もあって、ますます地方のこれからについて、もっと知りたいと思えた。
旅を進める上で、各地でどんな課題があって、それに対してどんな取り組みが行われているのか。そういった事を知りたいと思っていたから、今回僕がこの島を訪れたのも、この宿を選んだのも。きっと意味があって必然だったのかもしれない。
元々明日は焼尻島から少し離れた天売島という、もう一つの島へ行く予定だった。けれど、どうやら予定が変わりそう。この島で色々と案内してもらえる場所ができた。今回の旅に、一つ目の展開が起こるかも。人と繋がることで起こる出来事の不思議。人は繋がってなんぼだということを再認識。
最後の写真は、今晩頂いた夕食。地物を使った料理たち、水ダコの唐揚げ、、超美味しかった。タコ大好き勢にはたまらない一品。