ツカ マコト

【写真家 / 動画クリエイター】 . . 2024.04.18〜北海道から九州まで歩い…

ツカ マコト

【写真家 / 動画クリエイター】 . . 2024.04.18〜北海道から九州まで歩いて旅する

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自己紹介 : 日本を歩いて旅する

❶簡単なプロフィール旅好き、写真好きな方は仲良くしてください。 ぜひ、旅の道中で会いましょう!! ❷自己紹介初めまして、塚真です。ずっとやってみたかった徒歩で日本縦断旅を実行すべく、今年の3月まで働いていた東京の会社を辞めました。4月18日より日本の最北端でもある宗谷岬から歩き始め、6月11日に函館に到着。その間、歩いた距離は763km。日々の様子をnoteで更新しながら、現在は礼文島にて長期滞在中。10月までは働きながら島暮らしを経験し、そのあと本州に渡り青森から縦断旅を

    • vol.1238~ 徒歩で日本縦断旅_『休日の確定』

      【休日の確定】毎週土曜日に休みということが、つい先ほど言い渡された。次の休みまでひとまず7連勤が確定、力作業がある分この一週間でどれだけの疲労感が溜まるだろう。そんな今日の勤務は朝の7時から19時までのハード勤務。おそらくこれからこんな日がずっと続く感じみたいだ。とはいえ、こちらとしては旅費が稼げるから、むしろその方が有り難いという考え。ひとまず休みが確定したということで、次の休日を使ってどこまで行こうか目星をつけておくことにしよう。すでに震災跡地をいくつかピックアップしてい

      • vol.1237~ 徒歩で日本縦断旅_『福島の初出勤』

        【福島の初出勤】 今日から柿と向き合う日々がスタートした。お世話になる職場で作っているのは”あんぽ柿”という福島県の伊達市が発祥とされる干し柿。一般的な干し柿とは違っていて、水分量が多く中がトロッとしているのが特徴。蜂屋柿(はちやがき) 平核無(ひらたねなし)という糖度の高い品種を、硫黄燻製という工程を経て自然乾燥させた後に製品化されるらしい。が、まだ実物を食べたことがないので味の感想はまたいつかどこかで。そんなこんなで今日はほぼ一日中、柿を吊るす作業のお手伝い。2m近くある

        • vol.1236~ 徒歩で日本縦断旅_『年末年始はどこで』

          【年末年始はどこで】昨晩、秋田駅のみどりの窓口で購入しておいた切符を握りしめ、久しぶりの新幹線。秋田から仙台、そこから乗り換えて福島駅へ。さらに東北本線に乗り継いで、福島県内にある藤田駅に辿りつたいた。前々から年末年始の過ごし方を考えていて、できれば知らない土地がいいと考えていた。それに加えて来年1月に北海道へ行く予定のことも考えると、なるべく近い東北エリアがいいと思っていた。探しても出てくるのは、よくあるリゾートバイト。ホテルでの勤務がメインとなる仕事ばかりで、経験としては

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        自己紹介 : 日本を歩いて旅する

          vol.1235~ 徒歩で日本縦断旅_『旅の発見』

          【旅の発見】昨晩は田沢湖を後にしてから、男鹿半島まで移動。車内で一夜を明かして、7時半頃から車を動かし始めた。男鹿半島の海沿いを走りながら、時々は車を降りて風景を眺め、写真を撮りながら歩いた。今日の目的地は”なまはげ館”で、受付を済ませたタイミングでちょうど実演がスタートするということでそれを見てきた。これが思いのほか迫力があって、見応えのあるものだった。実演のあと、資料館でなまはげについて見ていたら、意外な発見があって驚いた。なまはげは主に、ここ男鹿半島にある本山・真山から

          vol.1235~ 徒歩で日本縦断旅_『旅の発見』

          vol.1234~ 徒歩で日本縦断旅_『想像は湖の底』

          【想像は湖の底】途中寄ったコンビニで目的地をセットして、流れていたFMは好きな音楽に切り替えた。予報では雨マークが付いていたけれど、午後を過ぎても水溜りのような晴れ間が空のあちこちに見えている。「まぁでも、そのうち降ってくるだろう」と期待はせず、午後から借りたレンタカーで、久しぶりにハンドルを握った。秋田市を出てから1時間半ほどで、山間部を抜けた道の先が一気に広がった。現れたのは何年も前から見たかった田沢湖。そこが日本で一番深い湖だと知ったのは、もう記憶がはっきりしないくらい

          vol.1234~ 徒歩で日本縦断旅_『想像は湖の底』

          vol.1233~ 徒歩で日本縦断旅_『ここは米どころ』

          【ここは米どころ】久々に宿の朝食を食べてからの出発、併設されているカフェからスタッフの方が届けてくれたけど、カゴの中に色々と入っているのが可愛らしくてワクワクした。そうしてゆっくりと9時頃に出発。そんなこんなで今日はいつもより少し短めの、20kmを歩ききって秋田市に到着。昨晩の大雨も嘘のように今朝から晴れ晴れとしていて、気温が上がらずとも歩いている身としてはちょうどいい外気温だった。ちょっと想定外だったのは、予約した宿が秋田駅から離れていたこと。自分の中では、もっと近いような

          vol.1233~ 徒歩で日本縦断旅_『ここは米どころ』

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          白神山地の写真たち

          白神山地の写真たち

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          vol.1232~ 徒歩で日本縦断旅_『旅人に優しい街』

          【旅人に優しい街】大潟村で泊まった宿を後にすると、そこからしばらくはずっと直線の道を歩き続ける。でも歩道はないし、道路の中央が凹んでいて、その代わり白線部が盛り上がっている。道路が変形したままで歩きづらい道が何キロも続いた、おまけに三連休最終日ということもあり車通りが多い。そうやって苦戦しながら僕が歩いてる上空を、白鳥やガンなどの渡り鳥たちが滑らかに、僕に見せつけるかのように何度も横切って行った。大潟村を抜けて、今晩泊まる宿のある潟上市にまで歩みを進めると、白い車が何もない路

          vol.1232~ 徒歩で日本縦断旅_『旅人に優しい街』

          vol.1231~ 徒歩で日本縦断旅_『地図の場所』

          【地図の場所】ホテルから今日の目的地までの道順を確認すると、一度左折するだけで後はほとんど道なりだということがわかった。なのでしばらくはスマホを開かず、地図に示されていた男鹿街道に沿ってひたすら歩みを進めた。つい二日前まで、水膨れの影響で足を踏み出すたび痛みを感じていた右足の小指は、今日の朝にはすっかり痛みが消えていた。そうかと思えば、今度は左足の踵上部に水膨れができていて、こちらも歩くたびに擦れて痛みが走る。右足の小指の痛みに比べれば大したことはないし、そのまま歩き続けた。

          vol.1231~ 徒歩で日本縦断旅_『地図の場所』

          vol.1230~ 徒歩で日本縦断旅_『ラーメン屋で雑談』

          【ラーメン屋で雑談】北秋田市を後にして、今日は能代市を目指す。地図上に表示された距離は33km、この数字を見てもなんら驚かなくなった。こんな旅をしているのだから、それもそうか。天候は曇りで、昨日に比べると、やや気温は低く感じた。それでもまだまだ薄着でいられるほどで、むしろ歩いている人間にとってはこれぐらいが適温のように感じる。少し歩くと市街地はあっという間に抜け、すぐに両脇に田園風景が広がった。すぐ近くにある田んぼの一角には白鳥が何十羽も集まっていて、揃って泥の中に嘴を立てて

          vol.1230~ 徒歩で日本縦断旅_『ラーメン屋で雑談』

          vol.1229~ 徒歩で日本縦断旅_『世界遺産を歩く』

          【世界遺産を歩く】JR東能代駅で五能線に乗り換え、十二湖駅についたのは8時半頃。そこからまたバスに乗り換えて、歩き出しの地点へと向かう。以前から訪れたいと思っていたここは、青森と秋田にかけて広がる白神山地。人の影響をほとんど受けていないブナ原生林が世界最大級の規模で分布していることから、その価値が貴重なものと認められ、世界自然遺産として認定された地。そんな場所を1人で写真を撮りながら、時間をかけてのんびりと歩いた。時々立ち止まっては自然の音を聞き澄ますと、枝葉が散ってシダの葉

          vol.1229~ 徒歩で日本縦断旅_『世界遺産を歩く』

          vol.1228~ 徒歩で日本縦断旅_『さすがに限界です』

          【さすがに限界です】昨日からの足の痛みを引きずったまま、今日も歩みを進めるというこの根性。たださすがに足の裏の限界が近いということもあり、久しぶりに今日から連泊。6日連続で歩き、その間180km歩いた足の裏をこの辺で労わってやらないと。ということで、北秋田市にて今日から2泊。白神山地が近いということもあり、この機会だし登山も視野に入れていたけれど、さすがにこの状態の足でチャレンジするのも無謀か、、と思い、ひとまず登山計画は見送り。その代わりこのエリアには、僕が以前から乗ってみ

          vol.1228~ 徒歩で日本縦断旅_『さすがに限界です』

          vol.1227~ 徒歩で日本縦断旅_『本日は満室です』

          【本日は満室です】10時頃に宿を出てすぐ、前夜に目星をつけていた宿に連絡をした。平日だし、宿の規模もそこそこ大きいいし。と、たかをくくっていたのが運の尽き。というかこれはただの準備不足か。宿泊した鹿角市の外れにある大湯温泉郷から、その隣の大館市の中心街までは30km超え。ここ4日間で130kmほど歩いた足の裏が、さすがに悲鳴をあげていて。さすがに今日は距離を抑えようと、中間地点で宿泊することを考えていた。ところが連絡した宿から言い渡されたのは「生憎、本日は満室となっておりまし

          vol.1227~ 徒歩で日本縦断旅_『本日は満室です』

          vol.1226~ 徒歩で日本縦断旅_『重なる旅』

          【重なる旅】5時15分にセットしたアラームを鳴り出す前に止め、就寝前にドミトリーのベッド内に準備していた洋服に着替え、カメラ機材だけを持ち出し物音を立てないように外へ出る。宿前の道路脇には、友人の車がすでに到着していて、乗り込むまでのほんのわずかな距離だけで、身体が縮こまるほど空気の冷たさを感じた。けれど乗り込んだ車内はすでに暖房が効いていて、縮こまった身体もすぐに元通り。車を走らせ10分ほどで到着した場所から、湖の波打ち際までは歩いてすぐのところ。ほとんど風のない湖の波は柔

          vol.1226~ 徒歩で日本縦断旅_『重なる旅』

          vol.1225~ 徒歩で日本縦断旅_『島からの繋がり』

          【島からの繋がり】昨夜泊まった宿から11時間歩き続け、やっとの想いで十和田湖に到着。翌日に立ち寄ろうとしていたお店の前を通ると、ちょうど良いタイミングで顔を出してくれたのは礼文島で繋がった青年。島に居た時から、次は十和田湖で会おうという話をしていた。仕事終わり僕が宿泊している宿まで迎えにきてくれて、その流れて晩御飯と温泉。どちらともご馳走になってしまい、感謝しかない。連れていってもらった温泉は、十和田壮という宿の中にある温泉。内湯だけでもかなり広い作りで、その奥にはさらに露天

          vol.1225~ 徒歩で日本縦断旅_『島からの繋がり』