風を捉える心
仕事で重要なスキルは何か? もちろん「できるか」も大切ですが、それよりも大切なことがあると言います。 今回は、社会人向けの講座「仕事で伸びる人の条件」に参加してきました。
一緒に行ったのはAさん(心理療法士)。特に役に立った部分を一つピックアップしてみました。
まず、結論から言いますと・・
仕事で業績を伸ばせる人は『変化に対応できる人』だそうです。
なんだか、恐竜の絶滅理由を思い出しました。たしかぁ~、「強い生物よりも、変化に適応できる生物が残る・・」という話でしたよね。
そして、驚いたのが講師の次の言葉。
「【虫が好きな子】は仕事でも伸びるんです。」
え…、エエ~~虫?わたしは実は虫好きなんだけど…え?本当に?
すると一緒にいたAさんが言った。
「虫が好きな子は、いつも虫を観察しているからじゃないの?」
なるほど…そうかも。
よく考えると、虫が好きってことは、細かい動きや変化を観察するのが好き(=観察力大)と言い換えれるかもしれない。
講師は続けます・・
「虫が好きな子は観察力が鍛えられます。一方で、虫が嫌いな子が多いのは、なぜだと思いますか?」
Aさんは果敢にも答えます・・
「親が虫嫌いだから…、じゃないですか?」
講師曰く・・
「その通りです。多くの場合、虫嫌いは親からの影響です。虫を観察する前に、親の言葉を鵜呑みにして固定観念を持ってしまうんです。」
む!!!
ここで私は悟りました。
虫嫌いはアカンかも。大きいなぁ・・と。
つまり、何かをするときに、人の意見や固定観念に頼りすぎると、自分で物事を観察して変化を見極める力が育たない。 本当は、情報(データ)を集めて判断することが求められます。
でも、「あの人が言ってたから」「みんながそう言ってるから」みたいな理由で決めてしまうと、頭が固くって思い込みだらけな、柔軟な対応が何にもできない人に。これでは色んな機会を逃して残念な人生になってしまうかも・・。
何事も、固定観念(←他人の観念)に縛られると、成長や機会を失ってしまう。さらに、思い込みは多様性すら失って、ヘイトになってまう?
なるほど!!!
だから自然を愛し、虫や植物などに触れながら、身近なものを観察する面白さを子供の頃に身につけることは、「できるか」というスキル以上に大切な学習かもしれません。 当たり前のようなことで忘れがちな大切なことに気づきました。
偉人は皆・・いや・・、専門家の先生や金融のアナリスト達も、まずは丁寧に観察し、分析してから要素を取り出し、組合せを考えて、物事を判断したり、創作しているように・・見えます。
だから・・🌟
みなさんは「思い込み」を無くす子育ての学習が、将来の可能性に与える影響について、どのようにお感じになりましたか。