「聞いたり説明してる場合」じゃないだろうに
■安倍氏国葬、丁寧に説明=広島サミット成功へ全力―岸田首相
(時事通信社 - 08月06日 17:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7063321
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民主主義国家というのは多々弱点がある。
「人の話を聞く」「説明責任を果たす」「情報公開」「報道の自由」「選挙制度」というのは民主主義国家の重要な根幹である。
反面、意思決定速度が落ちたり機密情報が潜在的な敵国に流れたりという欠点も大きい。
今の岸田首相に必要なのは「聞く姿勢」「丁寧な説明」ではなく「明確な意思決定」「迅速な対応」だと思うんだがね。
選挙制度で一任されている範囲で自分の信じる政治信条に基づいて果断即決をしていくべきだろう。一定の反対は出るだろうが、「選良」というのはそういう権利と責任があるということだ。
私がガーシー氏なる人物は嫌いだし、投票する人の気が知れなかった。彼が「国会に出ない国会議員」というバカげた事態を招いていることにも心底呆れていて「じゃあなんで立候補したんだよ」とも思っている。
だが、一度選挙制度で選ばれた議員がそれぞれの正しいと思うやり方を行う事には全面的に賛同する。ガーシー氏がいちいち自分に投票した人物にどうしたらよいかを「聞く姿勢」で問うとか、帰国せず国会に出ないことについて丁寧な「説明責任」を果たすとか言いだしたらますますあきれ果てるだろう。
要はガーシー氏は嫌いだし、彼のやってる内容は馬鹿げていると思うが、彼を当選させてそれだけの権限を与えた「選挙制度とその結果」は尊重すべきだということだ。いちいち国民にお伺いをたてるのでは「なんのために選挙で代表に選ばれたんだよ」となってしまう。
同様に岸田氏もいちいち「聞く姿勢」「説明責任」なんて言ってる場合じゃない。「選良」として「国葬」についても「統一教会」についても「中国のミサイル」についても誰かの顔色をうかがうのではなく政治家としての政治信条に基づいて決断と実行をすればいいのだ。むろん国民として賛否の意見は言わせてもらうがね。
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