医療法人メディカルビットバレー/エールホームクリニック/エールホームクリニック長岡

医療を通じた街づくり、仕事づくり、そして人づくり-地域医療を変え、社会を変えていく-  2020年4月、新潟県長岡市で創業し、「好きな仲間と、好きな場所でワクワク仕事して、サイコーの業績をあげる!」をテーマに、地域医療の医師偏在問題をはじめ、社会的課題の解決に全力を尽くします。

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医療を通じた街づくり、仕事づくり、そして人づくり-地域医療を変え、社会を変えていく-  2020年4月、新潟県長岡市で創業し、「好きな仲間と、好きな場所でワクワク仕事して、サイコーの業績をあげる!」をテーマに、地域医療の医師偏在問題をはじめ、社会的課題の解決に全力を尽くします。

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マイコプラズマ感染症について

マイコプラズマ感染症は、近年、特に若年層を中心に流行が見られる感染症です。かつては「オリンピック病」とも呼ばれ、約4年の周期で流行する傾向がありました。最近では流行の周期が一定ではなく、今年の流行は8~9年ぶりといわれています。 この病気を引き起こすのは、マイコプラズマという細菌です。感染経路は、主に感染者の咳やくしゃみによる飛沫を吸い込むことや、感染者と直接接触することなどです。学童期や成人に見られることが多く、学校や職場など人が集まる場所での集団感染が起こりやすいのも特

    • 長岡の偉人に想いを馳せて

      いつも、ありがとうございます。 不図リーダーシップの在り方を考えてみる 医師として活動する傍らで、医療機関を経営するのは、本当に難しいと日々実感しています。経営者として行動する中で、あれこれと思いを巡らせます。今日は最近の私が思いを巡らせていた「リーダーシップ」について、持論を展開しようかと思っています。 日本の人口が減少している中、医師の数は増えています。これが意味するのは「競争」が発生するという事実です。保険診療制度に支えられている日本の医療業界ですが、患者数が減れ

      • ドクターX

        先日、俳優の西田敏行さんが他界されました。 彼の故郷は福島県郡山市で、私の父の出身地と同じです。 台詞回しの際に醸し出す郡山弁のイントネーションは、私にとって大変親しみ深く、懐かしさを覚えるものでした。 西田敏行さんは生前、数多くのドラマ・映画で活躍され、主演、助演いずれにおいても独特のインパクトを残しています。 中でも、私にとって印象深い役柄は、「ドクターX」の蛭間重勝です。 蛭間は東帝大学病院の院長として絶大な権力を振るい、パワハラ、セクハラは当たり前の、実に前時代的

        • 地域を超えた、地域医療 -新潟医療シンポジウムを終えて-

          いつも、ありがとうございます。 9/29に新潟市で「新潟医療シンポジウム」が開催され、約200名の方よりご参加いただき大盛況のうちに閉幕しました。 このシンポジウムは官民学連携で地域医療における新たな価値創造の可能性を見出すことを目的とし、大変多くの皆様からのご協力、ご賛同を得て成功することができました。 行政からは、新潟県福祉保健部長 中村 洋心様、新潟市副市長 井崎 規之様、長岡市副市長 高見 真二様。 民間からは、シーメンスヘルスケア様、シップヘルスケアホールデ

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        • ドクターズコラム
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        • トップメッセージ
          28本
        • メディカルレボリューション「MBVの進化は続く」
          3本
        • メディカルレボリューション
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        • そうだ、学会行こう
          9本
        • 私たちについて
          4本

        記事

          縁あれば千里

          いつも、ありがとうございます。 今年は残暑がことのほか厳しく、9月に入っても気温の高い毎日が続いています。暑さの残る越後平野もいよいよ実りの季節を迎え、秋の到来を感じるようになりました。たわわに実った稲穂がこうべを垂れ、一面に広がる黄金色の田園を眺めていると、なんとも心豊かな思いになります。 新潟県初の「画像診断センター」設立へ向けて 2024年9月29日(日)ホテルオークラ新潟にて「新潟医療シンポジウム」が開催されます。日本放射線学会の権威である大阪大学の富山教授や、

          季節を感じる

          まだまだ暑い日が続いています。 セミの鳴き声が少なくなり、徐々に夕暮れが早まり、夜に聞こえてくる鈴虫やコオロギの音色で秋への移ろいを感じるようになってきました。 皮膚科の診療をしていると、そのような虫の鳴き声や木々の様子ではなく、クリニックで遭遇する疾患の種類の増減で季節を感じることがあります。以下は、なにかの統計ではなく、日常診療を行っていて、わたしが体感しているものですのであしからず。 夏は皮膚科において一番患者さんが来られる季節です。日差しも強くなり日焼け(日光皮

          愛犬との出逢い

          今回は愛犬について書こうと思います。 我が家には3歳の黒いトイプードルがいます。 知り合いのブリーダーさんから譲り受けて、まだ生後間もない頃に一緒に新潟へ引っ越してきました。 三人兄弟で1番大きく真っ黒なトイプードルでした。 出産前から譲り受ける約束をしていたので、手のひらサイズで目が開かないうちからブリーダーさんのお宅に通って、我が家の仲間入りをする日を待ちわびていました。 その後スクスクと成長してくれているのですが、吠え癖が治らず、悩んだ末にしつけ教室に通ったりトレー

          笑顔が運をはこんでくる -チョロQ理論のすすめ-

          いつも、ありがとうございます。 オリンピックが終わり、日本が海外大会最多のメダル数を獲得したニュースは私たちにたくさんの感動や笑顔を与えてくれました。 私の身の回りでも、4年に一度のオリンピック周期ではありませんが、昔お世話になった方と急に再会する運命的な出会いが続いています。互いに人生が一転も二転もし、新しいステージに進んでいるのを感じ取り、嬉しさとともに、大きな刺激を得ています。 大変なときこそ笑顔になろう 私は「笑顔」が大好きです。笑顔で人と接し、一日を過ごしてい

          認知拡大のための種まき

          「金曜日の志事人(しごとにん)」に出演 いつも、ありがとうございます。 長岡市では8月2日、3日に長岡まつり大花火大会が開催されました。日本有数の花火大会と称されるこの花火大会は空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて打ち上げられるもので、今年も地元長岡が大いに賑わう熱い2日間となりました。 さて、少し前の放送になりますが、6月21日にBS11の報道番組「報道ライブ インサイドOUT」のミニコーナー「金曜日の志事人(しごとにん

          当科の分子標的薬使用状況

          当院は、エールホームクリニック、エールホームクリニック長岡の両院ともに、日本皮膚科学会の乾癬分子標的薬使用承認施設(以下、承認施設)認定を受けています。本コラムでは、当科における分子標的薬による乾癬、アトピー性皮膚炎の治療実績について報告したいと思います。 分子標的薬使用承認施設近年、乾癬やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に対して、新規治療薬である分子標的薬が次々と認可されています。これら分子標的薬の登場によって、既存の治療でコントロールすることが難しかった患者さんに対して治

          「疑う」ことから始めよう

          当たり前を疑う外部の視点 いつも、ありがとうございます。 先日7月12日に当法人初めての試みとなる「MBV未来を語る会」を開催し、職員一同が集まるほか、ご来賓の皆様にもお越しいただき、これまでの法人の振り返りやこれからの未来について目線を合わせる機会を設けました。クリニックを半日お休みにさせていただきご不便をおかけしましたが、職員は貴重な講演を頂戴し新たな気付きを深めることができましたし、改めて地域の皆様のお役に立てる医療を提供するべく志を新たにしたところです。 さて、

          次なる一歩への布石

          半年ぶりの更新に寄せて いつも、ありがとうございます。 2020年10月に内科医2名で診療を開始した「エールホームクリニック」。2023年10月6日には、長岡駅前の米百俵プレイス北館1階に「エールホームクリニック長岡」がオープンしました。おかげさまで、長岡から新しい医療のカタチを全国に届けたいという、私たちの思いは着実に前進しているのを感じています。 事業や組織が拡大すると、やることが増えて手が足りなくなるものですよね。現場スタッフの業務もそうですが、法人の経営者でもあ

          光老化について

          夏本番が近づき、ますます暑くなる日々が続いています。この季節、特に気をつけなければならないのは紫外線です。 私たちが普段太陽の光として浴びている紫外線は、身体にとって良い面と悪い面の両方があります。 まず良い面としてはビタミンDの生合成があります。ビタミンDは骨粗鬆症の予防に必要ですが、これはあえて日光を浴びなくても日常生活で知らず知らずに浴びてしまう程度の紫外線で十分まかなわれ、食物からも摂取できるため、まず不足することはありません。 一方、紫外線を浴びすぎると肌にとっ

          2024年度にむけて

          遅めの桜の開花を迎え、子どもたちと一緒に花見を楽しんだと思ったのも束の間、あっという間に葉桜へと移り変わり、すっかり新緑の季節となりました。 色鮮やかな若葉を眺めながら、2024年の辰年はどんな年になるんだろうとぼんやり考えていたとき、ふと12年前の辰年は何があったのかなと思い、調べてみることにしました。 2012年、国内では自民党が3年3ヶ月ぶりに政権を奪還、第2次安倍内閣が発足し景気回復、外交、安全保障政策などに注力しました。 京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞研究で

          最近読んだ本について

          最近読んだ本で面白いと思った本の一つが『成功者の告白』(神田昌典著)です。 最近、ほとんど仕事と趣味のボルダリングで日常生活が完結しているので、テーマがあまりなくて固い内容になってしまいました。 成功への道のりはいくつもありながら、基本的に生じてくる問題や辿る道のりは似通っていて、どうしてそういったことが起きるのか、といったことを経営学と心理学の観点から、ストーリー仕立てで解説しています。 医療の分野では、経営の成功と医療の成功が一致しないことが多く、自分たちが成功者と

          組織化せよ

          今、当医療法人では「組織化せよ」という標語を掲げています。 昨年10月に長岡駅前にエールホームクリニック長岡(駅前)を開院し、もう少しで半年が経ちます。 信濃川の西岸のエールホームクリニック(下柳)と併せて、医師10名、スタッフ約70名の規模となり、スタッフは流動的に両クリニックに勤務しています。 スタッフ数が増えたこともさることながら、両クリニックでの物理的な隔たりで、今まで1つのクリニックでやっていた運用方法が通用しなくなりました。 毎日顔をあわせていれば、何気ない会