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「人口100万都市の復活」を市民が望んだという解釈は間違いだと思う。人口は減るべくして減ることを北九州市民はわかっているはずだ。
下に引用したのは、2015年の厚生白書にあったグラフである。 人口減少時代に「人口100万都市の復活」を選挙での公約に掲げる候補者に市民が引きつけられたという解釈が日本経済新聞の記事にあったが、これは当たっていないと思う。 人口は増えるべきして増え、減るべくして減る。 また、人口量に象徴される諸都市間のヒエラルヒーも自然法則のように存在する。 「福岡市のような成長」を北九州市に望むことは、福岡市の存在を前提にする限り現実的でない。 しかし、「人口100万都市の復活」
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北九州市は、文化財保護の最も重要な部分を、市自身が定めた補助執行の規則にも違反して、教育委員会から、実質的に、市長部局に移管している。
文化財保護法第190条によれば、文化財の保護の業務を完全に市長部局に移管してしまわない場合には、文化財保護法第190条に基づく(地方)文化財保護審議会は、必置ではない。しかし、北九州市の当局は、文化財の価値付け(を行うかどうか)を市長部局に属する都市ブランド創造局の権限で行うことができると強弁している。そのときに使うのは「補助執行」の概念である。 「教育委員会の業務を補助執行する都市ブランド創造局が適正にやっている」という答弁は、北九州市が定めた補助執行の規則にも明らかに違
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初代門司駅遺構の保護に関して、北九州市教育委員会が、文化財保護上の権限を放棄し、文化財保護審議会への諮問をおこなわないと決定
陳情書が出されている。 宛名は、「北九州市教育委員会 教育長 田島裕美」 教育委員会会議(2024年5月23日開催)の「議案第4号:北九州市文化財保護審議会への諮問に関する陳情書について」はどのように審議されたのだろうか? 教育委員会会議(2024年5月23日開催)で「北九州市文化財保護審議会への諮問に関する陳情書」は不採択とされた。賛成者はゼロと記録されている。 陳情者は、「ぜひとも、初代門司駅遺構の試掘及び発掘調査の実施計画について、教育委員会は北九州市文化財保護審議