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観測は常に理論を含む(月蝕記念)。
片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。
今日は素晴らしい夕陽と、月蝕でしたね。
娘や息子とワーキャー言いながら、自然現象や天体現象を楽しむのが大好きな私にとっては、それだけで満足の一日となりました😆
そんな流れから、今日はこんな言葉をシェアします。
■片づくマインド・名言シェア257
観測は常に理論を含む。
エドウィン・ハッブル(天文学者)
1889年11月20日生
ありのままの現実は、観測されていなくとも存在しているのでしょう。
でも、人によって観測された途端に、その現実を説明するための理論があるのだろうと思います。
現実>観測>理論
みたいな関係性?
だから、観測された現実を説明できる理論がまだ存在しない場合も山のようにあり、科学者たちはそれをデータや数式で解明することに使命を感じているのだろうと思います。
いいなあ〜、かっこいいなあ〜。羨ましい〜。
私も数学や物理が得意だったら、是非ともそういう世界に没頭する研究者になりたかったものです。
でも残念ながら、そちら方面はからきし理解不能。
なのでせめて、「ありのままの現実」を、自分が主観的にどう捉え、何を感じ、何を考え、どう行動するのか、ということを言葉で観測して楽しんでいます。
これを続けていると、「マイ・パターン」とでも言うべき理論が見えてきます。
思い出品から、マイ・パターンを探る
例えば昨日、引っ越し準備のため、天袋の思い出品の見直しをしていました。
ここ数年、年に1度、年末大掃除のたびに見直していたので、量はとても少ないのですが、どうしてもまだ手放せないものがありました。
それは、大学の教育実習で、担当をしていた6年生の子どもたちからもらった寄せ書きの色紙。
ずっとしまってある状態なので、「使っていない」んですが、「捨てられない」代表格です。
21歳の時のものですから、実にかれこれ四半世紀、九度の引っ越しにも耐え・・・今回もクリアしてしまいました。
「分けて」自分を観察する
こういう時は、こんなふうに「分けて」自分を観察してみます。
事実;教育実習の時に子供たちにもらった寄せ書きの色紙を、取りおくかどうか手に取っている
思考;長年使っていない。しまったままだ。
感情;ウッとなる(ブレーキがかかる)
行動;取りおく
これだけでもいいのですが、こんな問いで、もうちょっと深掘りします。
「なぜ、取りおくのか?」
・まだ何か消化できていないものがあるように思うから
・子供たち一人一人からの直筆のメッセージはすごくパワーを感じるから
・楽しかった&必死で乗り越えた質の高い思い出が蘇るから
「取りおく」理由としては十分納得いったのでおしまいにしましたが、さらに深掘りすれば、コンプレックスが見えてきそうです。
例えば、
「消化できていないもの、とは?」
・・・これは、すぐには答えが出て来なさそうです。
別に無理に考えなくても、この問いを投げかけて知らんぷりしておけば、ある日「あっ」と気づくと思います。
こういう気づきが、まるで科学者たちの「エウレーカ!」を擬似体験できている気分。
いわば、マイ・パターン理論を閃いたような?
片づけの醍醐味です。
▼片づけ祭りのお知らせ
習慣化オンラインサロンにて、毎月末日曜日に「片づけ祭り」を主催しています。
ワークあり、実践あり、シェアタイムありの90分。
・今回もゴミ袋◯袋分捨てられました!
・片づけって深いんですね〜
・毎回気づきがあるので参加してます。
そんな感想をいただいています^^
次回はどこか倉庫的な収納を全出し掃除しつつ、もやもやする「思い出」品に対して、深掘りワークをする予定です。
今日の夕陽
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