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羨ましい!と思ったら、チャンス

誰かに対して、「いいなー!羨ましい!!」と思うことってありますよね。

何かのきっかけでそう思った時、あなたには、A~Cのどの反応が起きやすいでしょうか。

A 「それに比べて、私は・・・」
B 「さすが才能ある人は違うな〜。私には無理。」
C 「どうやったらあの人のようになれるんだろう?」

どの反応でも、この時の感情は「羨望」「嫉妬」「憧れ」が入り混じったものではないでしょうか。

こういう時は、自分を変えるチャンスです!

■ 片づけ×「習慣化」ことばの処方箋 No. 12

憧れのあの人の思考と行動を真似る


私を変えた1冊の本

2012年、私を変えた1冊の本があります。それはこちら。

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「どこを開けても美しい」とオビに書いてあるように、キッチンの引き出し、クローゼット、細かい書類に至るまで・・・本当に「整然」と整っている写真に私は圧倒されました。

小学生の子供が2人いて、我が家と似たような広さのマンションにもかかわらず、なんとリビングにはグランドピアノ?!

「ぐうの音も出ない」とはこのこと。


これを本屋で手に取った時の感情はまさに「羨望」「嫉妬」「憧れ」が入り混じったものでした。

この本の中の写真と比べれば、20点レベルの我が家の有様を思い浮かべ、むくむくと湧いてきたのは「惨めさ」「情けなさ」「劣等感」・・・

でもそれと同時に、「ワクワク」「期待」「可能性」も沸き上がり・・・何だかもうとにかく、感情がブワーッと揺れ動いたんです。


思考と行動を完コピする

一度その本を棚に戻し、本屋を出て、でも引き返して、その本を購入した時、何だか「入門した感」があったことを思い出します。

「参りました、どうか弟子にしてください!!」という気持ち。

そして、「よし、この人を”完コピ”してやる!!」と思ったんです。


自分に合うかどうかわからないけれど、この人がやっていることを、いっぺん全部、やってみる!

今までの自分の考え方とは違うけれど、この人が「こう考えるといい」ということは、いっぺん全部、採用してみる!

そう決めて、忙しない育児の隙間をぬっては実践。

その後で、自分に合う・合わないを取捨選択して行きました。


完コピした結果

その結果、この著者さんのような「エレガンスな家」には、なりませんでした。

もともとそういう趣味はなく、似たようなおしゃれグッズを買ってみても、あまりときめかなかったので、そこは真似をするのをやめたからです。


でも、この著者さんのような「どこに何がどれだけあるかを全て把握し、雑多な家事をスムーズにこなして、いつもスッキリ清潔な部屋をキープしている人」には、なることができました。

もし著者さんに採点してもらう機会があるなら、きっと、まだまだ私は道なかば。

「これからもっと超度品にこだわって美しくしていきましょう」なんて言われるかもしれません。


でも、私が欲しかったのは、「いつでも人に見せられる美しい家」ではなく、「必要なモノを必要な時にサッと出し、思い通りに使いこなせている」ような「自己コントロール感」だということに気づいたんです。

その「自己コントロール感」こそ、二人の乳幼児に振り回されっぱなしで閉塞感に圧迫されていた私を救ってくれた、ヒーローでした。


セルフワークのための2つの質問

最後に、ちょっとしたセルフワークを用意しました。

Q1 あなたの憧れの人は誰ですか?
Q2 その人の思考と行動の中で、真似ができることは、何ですか?

当時の私が回答するなら、こんな感じ。

Q1 ミセス美香さん

Q2 思考>汚れをためて年末に大掃除するより、細かく分けて毎日やる方が結果的にラク
行動>毎日一箇所、15分プチ大掃除をする

私は、この「真似」で、本当に人生が変わりました。

もし、ワークをやってみたよーという方がいれば、ぜひこちらのLINEに送ってください^^


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片づけ習慣化コーチ 牛尾恵理



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