忘れられない人 そして、再び。
以前LINE BLOGで書いたものを加筆修正して、再度アップ。
私には、とても印象深く忘れられない人がいる。
その彼女は、中学のクラスメイト。
私は、中学の頃演劇部に所属していた。
彼女とは部活でも一緒だった。
彼女は今でいう歴女。
オタク気質な彼女は、バンギャだった私とは真逆のタイプ。
だけど、真逆のタイプの彼女に私は興味津々だった。
以下、歴女と呼ぶようにしておこう。
ある日、我が演劇部が演劇コンクールに出演することになった。
どんな話しだったか、どんな役だったかはすっかり忘れてしまったけれど。
それぞれが自分で衣装揃えてメイクしてヘアセットをして本番へと準備を整えていた。
私は、ヘアセットにダイエースプレー(これ全国区商品だろうか?)使って崩れない様にしっかり固め、準備が整ったところで歴女に何の気なしに
『髪の毛どうやってセットしてきたん?』
と聞いてみた。
歴女の答えは『砂糖水やが。』
さ、さ、砂糖水!?
あの甘い砂糖を溶かした水!?
歴女は続けて
『昔の人は砂糖水でヘアセットしてたんやって〜』
と得意気に言う。
それいつの時代なのだろう。
ポカーンと間抜け面した私がいたことだろう。
ここまで歴史好きとは恐れ入ったのと同時に、頭がアリンコだらけにならんか不安で芝居どころやなかったのはいい思い出。
歴女とは、高校で分かれてから音信不通になっていたのだけれど、彼女のことをフッと思い出し記事にしてから1年後くらいに、同窓会用のグループLINEがキッカケで再び連絡が取れるようになった。
歴女は、ずっと私に伝えたかったことがあったと。
それを20年以上経ってからやっと聞くことが出来た。
またこうして縁が出来たのも不思議なものだ。
いつか本人に会いに行きたいと考えている。
本日のLINE BLOGは、適当に作ったものが予想以上の出来栄えだったお話し。