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理想と現実のギャップ、キャリアに悩むMBA取得ママ vol 03


Profile:

名前:Aiko(33歳) 
家族:4歳1歳の息子と夫の4人家族
住居:愛知県名古屋市
仕事:新卒から約10年間不動産事業に従事。
横浜・東京・岡山・沖縄にて新規店舗の立ち上げ、マネージャーとして採用、育成等を経験。
趣味:美味しいコーヒーが飲めるカフェを探すこと
MBA入学年:2022年4月

マイストーリー:
高校1年生の春、メキシコに住む姉を訪ねて初めて海外旅行に行く。そこで自分より幼い子どもたちが路上で生活しながら物を売っている生活を目の当たりにし、ショックを受ける。大学生になり、少しでも途上国の子ども達の為に何か出来ないか?とラオスの小学校建設やカンボジアでの幼稚園建設のボランティアに参加する。また、ウガンダの孤児院やルワンダの元ストリートチルドレンの工房などを訪問する。そこで、フェアトレードに出会いフェアトレードを広める活動などに参加する。そんな中、東日本大震災が起こり避難所や仮設住宅でのボランティア活動を行う。ボランティア活動を通し、自分自身の無力さを感じ、やりたいことを形にするために自分に力をつけたい…!と拡大期にあった今の会社に新卒で入社。

2011年ラオス農村部の小学校にて子ども達の身長体重を計測


なぜMBAを取ろうとしたのか 
学生時代、『30代の自分はきっと起業して、子育てもしながらビジネスで社会課題を解決できるような事が出来ているだろう!』と思い描いていました。しかし、実際の自分は起業するどころか、毎日の生活を熟すだけで精一杯。育休を経て復職をし、限られた時間の中で、この先どのようにキャリアを積んでいけば良いのかわからなくなり、改めてビジネスを基礎から学んでみたい!と思った事がきっかけでした。

MBAを取得する前の葛藤
MBAに挑戦したい!という気持ちはありましたが、
本当にMBAが取得の為に勉強の時間が取れるのか…!?
金銭的に大丈夫…?
といった不安も大きく…
最初にグロービスの単科生として受講してから、入試に踏み切るまでに1年近くの時間がかかりました。

しかし、今決めなければ自分が本当にやりたい!と思える事にチャレンジすることも、理想と現実のギャップを埋められる事もない、と思った事。
また、タイミングよく第2子を授かり、ちょうど育休中にチャレンジできるぞ!と思った事が決め手になりました。

長男3歳半、次男生後2か月半でグロービス経営大学院へ入学

子育てしながらMBAを取るため工夫したことは
①夫の協力を得ること
最初はなかなか難しい場面もあり、『MBAなんて趣味でしょ?』と言われ、勉強時間を確保することにも悩んだ時期がありましたが、頑張っている姿を見せる事で自然と協力をしてくれるようになりました。

②境遇が近い人と繋がること
同じ境遇や状況のママたちと交流を持つことで、どのような優先順位で動いているか?どのように時間を使っているか?等、情報交換が出来た事が大きかったです。ママだけでなく、子育てしながら取得されているパパ達との情報交換も大きなヒントになりました。

MBAを取って変わって来ていると思うことは?(在学中)
挑戦する事が楽しみになった
ママになり、時間がないことを言い訳に、仕事でも新しいことにチャレンジする事やキャリアアップをすることに対して諦めがありました。MBAを学ぶ事で、世の中のビジネスの仕組みが理解出来て来たことで自信に繋がり、また頑張っている人達と出会う中でまだまだ自分には可能性があり、改めていろんな事にチャレンジしてみたい!と思えた事が大きな変化でした。

今後のビジョンは?
学生の時に思い描いていた未来とは少し違うかもですが、起業しなくてもビジネスでなくても、ライフワーク的に子どもの貧困や子どもが夢を持てる世界に!という部分に対して、少しでも自分の力を使っていきたいです。
MBAを学ぶことで、考えられる事の幅や携われることの幅も広がっていると感じています。理想を言語化して、少しでも現実とのギャップを埋められるようなチャレンジをしていきたいです。

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