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2024探桜記・多摩川台公園
探梅記ならぬ探桜記。
すでに桜の季節もすぎて初夏の陽気ですが、今年のお花見の記録ということで、写真をまとめてみることにしました。
初回は多摩川台公園です。
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多摩川ぞいの河岸段丘の上にある多摩川台公園は、東横線の車窓から見ると、春先は丘全体が桜に覆われてとても素敵です。
大好きな景色のひとつです。
水生植物園の桜
私のお決まりのコースは、多摩川駅に近い南側の入り口から入って公園を北上するというもの。
公園の南端はあじさい園で、六月ともなれば紫陽花を楽しむ人でいっぱいになりますが、この日はがらがら。
私も足早に通り過ぎました。
お目当てはあじさい園の北側、水生植物園のそばの桜です。
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白い花びらが、ひめりんごの花のようです。
この水生植物園は調布浄水場の跡ということで、浄水場の施設を転用しているそうです。
跡地と思って見るからか、晴れた日でもなんとなく寂しげに感じる場所です。でもそういう、そこはかとない寂しさがまた好きなんですよね。
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亀甲山古墳前の桜
水生植物園をすぎると、亀甲山古墳です。
その西側、多摩川に面した広場がお花見スポットで、この時期には屋台も出て、花見客があちこちにシートを広げています。
私はひととおり屋台をひやかしたあと、広場のはしの柵に腰かけて、古墳を眺めながらかるくご飯。
全長107メートルもある亀甲山古墳。
埋葬されているのがどんな人かはわからないですが、自分の眠る場所で毎年きれいな桜が咲いて、桜を楽しむ人々の賑わいを見ることができて、ずいぶん幸せではないだろうか… と思ったりします。
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多摩川を望む
この亀甲山古墳から北側に向かっては、ちいさな円墳が8基並んでいます。
表示があるから古墳だと知れますが、何もなければただの小高い場所としか見えないです。
この古墳群のあたりが絶景ポイントで、湾曲した多摩川の流れがとても素敵です。
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いくらでも眺めていられる。
虹の橋
古墳群を過ぎてさらに行くと「虹の橋」に出ます。素敵な名前ですね。
この日はなにか珍しい鳥でもいたのか、バーダーさんと思しき男性たちが、橋のこちら側でじっとカメラを構えていました。
どんな鳥がいたのかな?
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家族連れで賑やかです。
宝莱山古墳
「虹の橋」の北にある広場も過ぎると、多摩川台公園の北端・宝莱山古墳です。
ここまで来る人はあまりいなくて、ひっそりとしています。
亀甲山古墳には立ち入れませんが、こちらの宝莱山古墳は前方後円墳の前方と後円の間の部分に道が作られていて、古墳の上に登ることができます。
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ちょっときついです。
斜面にはミツバツツジが咲いていました。
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古墳を横断して向こう側に降りると、公園の北の入り口です。
そこにも見事な桜がありました。
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公園の北口から桜を眺めてこれで今日のお花見はおしまい、というつもりでしたが、名残惜しくなって、元来た道を戻りました。
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先ほどよりも人出が増えたように見えました。
多摩川をもう一度、しっかりと目に焼きつけて家路につきました。
(2024.4.6)