【月イチ九州】#10(熊本県天草)熊本から日帰り旅 世界遺産の集落へ
5日間九州にいた2018年GW。レンタカーで熊本から天草に日帰り旅。お昼は車海老を堪能し、世界遺産になった集落や教会を訪れました。
タコ好きなのでまずは【道の駅 有明リップルランド】のありあけタコ街道の巨大なタコのモニュメントと記念撮影。
ランチは車海老を養殖している会社のお食事処【海老の宮川】。
生の海老の尾のブルーが美しい。透き通った身はぷりぷりでした。
焼くと味が凝縮されて、これも好き。一度にこんなに車海老を食べたのは初めて。大満足でした。
次に向かったのは、世界遺産の【﨑津(さきつ)集落】。
集落が見えて来ました。漁村に教会が。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、キリスト教が禁じられている中で、長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/60948/
ガイダンスセンターでお話を聞いて、いざ集落へ。
完全な和の風景の中に、カトリック教会。
集落のあちこちの家の玄関に、お正月飾りのようなしめ縄を見かけました。
5月なのになぜ?と調べたところ、禁教時代にキリシタンだと疑われないように神道のしめ縄を一年を通して軒先に飾っていた風習の名残だそうです。
諏訪神社の鳥居の向こうに見える、カトリック﨑津教会。
【カトリック﨑津教会】 五島列島の教会を数多く手がけた鉄川与助の設計。禁教期が明けてすぐ、禁教時代には踏み絵が行われた庄屋宅跡地に建てられたそうです。色々な思いが詰まった場所なのでしょう。
【﨑津資料館みなと屋】を見学。200年に渡る禁教時にどのように信仰を続けたかに驚かされます。柱の中に、アワビの殻に、ひっそりと信仰の対象が。昭和11年築の旅館の建物なので、レトロな建物も素敵。
﨑津名物、杉ようかん。ようかんというか、延ばしたお餅の中に餡。防腐効果の役目もある杉の葉がすーっと良い香り。優しい甘さでした。
車に乗り込み、【カトリック大江教会】に。こちらも鉄川与助の設計。
帰りに【天草とれたて市場】に立ち寄り。タコ率の高さがさすが。
【御輿来海岸(おこしきかいがん)】 夕日でオレンジに染まる砂紋の写真の撮影スポットです。対岸に見えているのは島原。
*崎津は現地の表記に合わせて﨑津と書いています。
*2018年の旅の記録です。現在は状況が変わっていることがありますのでご了承ください。
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