「パン愛」が溢れまくりな一冊
お知り合いのお友達が本を出版されたと聞いて、
購入しました、こちらの本。
パン愛 〜365日、寝ても覚めてもパン生活〜
著者:斉藤美佳さん 漫画:まつざきしおりさん
帯にはこんな風に書かれています。
毎日がパン祭り!
パン旅、通パン、パン呑み・・・
非常に興味をそそられる。
読んでみたら本当にすごかった。
著者の斉藤さんは、日本一パンを食べ歩く会社員。年間パン食数千個以上。三度のメシよりパンが好き。
クラフトビールも好きだそうで、「身体のほとんどが麦でできている」と。
(わたしの身体は何で構成されているだろう??)
漫画家まつざきしおりさんの絵も本当にかわいくって、すいすい読み進みました。
斉藤さんのパン愛が、本当にすごい。
パンを求めて出かけるパン旅は事前にしっかりスケジューリングしてGoogleマップにピンを立てて効率よく回れるようにしたり、
三種の神器【パン切りナイフ/ラップ/冷凍用保存袋】をちゃんと持参して、
パン屋さん巡りを終えたらホテルに戻って冷凍便の発送の準備をしたりと。
ぬかりない。
完璧すぎる。
面倒くさがりな私にはとても真似できない。。
すごいなあ〜 って、読みながら思わず心の声が出てしまった。
お取り寄せのことは「通パン」
パンをアテにお酒を呑む「パン呑み」
すごい、やっぱりすごすぎる。。
ここまでこだわりを持って研究し尽くすって、
いいなあ。
そもそも私は行列に並ぶのが苦手で、諦めが早い人間なので、
パンを求めて日本全国、更にはパンの都パリまで行ってしまうのは、
素敵だ。
ミルクフランスが本場フランスには無いことや、パンの歴史もとても参考になった。
全国の推しパン56軒が惜しげもなく書かれている。
買ってよかった。
そして何度でも読みたい一冊。
最後のほうに載っていたパン雑貨コレクションも可愛かったなあ。
すごくいい本でした。
ずっと手元に置いておこう。