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【551/1096】不甲斐ない
自分の不甲斐なさにほとほと嫌気がさしている帰り道。
次こそはと思って準備したことがなかなか功を奏さない。
ふーーーーーと大きく息を吐いて、仕切り直し。
ふと、「不甲斐ない」とはどういうことなんだっけ?と思って調べたら
情けないほど意気地がない。
とあり、まさしく・・・となった。
語源を調べてみたらば
不甲斐ないの語源は、江戸時代の方言集『かたこと』にある「いふかひなし(云甲斐無し)」の「い」が脱落したとする説が通説となっている。
これは、「言う甲斐がない」という意味で、言っても無駄な様子から、「情けない」「だらしない」の意味に転じたというものである。
とあった。まさしく・・・遠い目をしたくなるが、ここは直視するところ。
不甲斐ないのは、評価されることに負けるからだ。
評価されると思うと普段通りに動けなくなるのはわかっている。わかっているのにそこを受け流せない自分が不甲斐ない。
受け流すためにどうするといいかを毎回試して、これがよいかもとやってみているのであるが、うまくいかない。
普段通りにやれてそれを評価されるならまだしも、普段通りにもやれない状態で、それを評価されるほうがもっと悪いじゃんと思う。
思うがそうなる。
それを繰り返してしまうところ。
あーあーと何度もつぶやいてしまうが、つぶやいてもどうにもならない。
相手の時間を使っているのだから、せめてもう少しまともにしたい。
自分の評価を気にしている時点で終わっている。
終わっているから始まらない。
そこじゃないんだよーと思いつつ。
今日はとっぷり不甲斐なさに浸って、また明日から新しい日。
できるまでやるをやり続けること。
では、また。
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