佐々木典士著「ぼくたちは習慣で、できている」/勝手に体が動くようになるという事。
人の行動は、45%は習慣でできているそうです。
何かをしようとする時、頑張らないと出来ない事と、勝手に体が動いてしまう事がありますよね。
ならば無意識に行動する癖を付ける事が有効であると以前考え、その時たったひとつだけだけど身に付いた事があります。
それは、寝る前のトイレのひと拭き。これだけは欠かさず出来る様になりました。私偉い。^^;
本当にひと拭きなので、ちゃんと汚れが取れている自信はないですが、とにかく体が勝手に動くようになり、もう5年位経つかなぁと思います。
この習慣を身に付けようと思い立った時同時に「寝る前にダイニングテーブルの上のものを全部片付ける」にもトライしたのですが、こちらは早々に諦めました。
マンションに引っ越して来た時、少し大きめのテーブルに買い替えたので、ここは割り切って、読みかけの本などを置くスペースもあっても良いと自分に許可を与えました。
その他に私が身に付けたい習慣は、第一に書類整理。(家に入ってきた書類がどんどん積み重なり山となる悪い習慣がこびりついています)そして畳んだ洋服などを畳に置きっぱなしにしてしまう事。(JKか!)
洋服は、ただ仕舞えばいいだけなのに、後でいいやと放置してしまう悪癖が、この年にしてあるのです。ああ恥ずかしい^^; 母が生きていたら叱られそう。いまや、誰も叱ってくれる人はいないので、私に歯止めをかけるのは私しかいません。
そんな訳でこの本を手に取ってみました。
以下、抜き書きしたものを自分なりにまとめました。
<身に付けたい習慣がある場合>
⚫︎習慣とは、「トリガー」で作動する「ルーチン」であり、「報酬」を求めて行われる。なので、毎日の生活の中にトリガーを仕掛ける。何かの行動に紐づけて体が勝手に動くように仕向ける。
⚫︎脳科学者の池谷裕二さんによれば、「やり始めないとやる気は出ない。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのだが、側坐核は、何かをやり始めないと活動しない」
ジムに行く事は難しいが、行って始めさえすれば、脳はやる気になる。
雑巾を絞ったらあちこち拭きたくなる。まず始めるにはどうしたら良いか。それには、徹底的にハードルを下げる事。
<やめたい習慣がある場合>
⚫︎ピスタチオ理論
ピスタチオは殻を剥くのが面倒なので、食べ過ぎを防ぐ事が出来る。
やめたい習慣がある時は、ハードルを上げればよい。
お菓子の食べすぎをやめたいなら、目の前に置かない、作った物しか食べない、など。
物理的に自分を縛る。例えば、朝起きれないなら、すぐスヌーズを使えないように時計やスマホを遠くに置く。
⚫︎何かをやめる時は、完全に断つ方が簡単。
⚫︎身に付ける時はその逆で、毎日やる方が簡単。「毎日」には、今日はする日だったっけ?と迷う必要がない。毎日しているうちに、何も考えずとも体が動くようになる。
下げていいのは難易度であって、頻度ではない。毎日やることで、習慣になっていく。
<その他>
⚫︎習慣を得るのに、失敗はつきもの。失敗したらむしろ喜ぶくらいで良い。失敗は次に活かせば良い。その意味で、失敗は成功とほとんど同義である。
⚫︎無意識に体が動いてしまう状態になるのが理想。ゴールは「その習慣自体を意識しなくなった時」
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note毎日更新なら、「更新しなくちゃ」と思わなくなった時という事でしょうか。無意識のレベルで出来るようになった時が、習慣が本当に身に付いた時。
そこまで行けたら今度は少し難易度を上げてみると良い。ナルホド♬
でもどうしても気が乗らない時は、形だけでも継続する、でも良い。100回腕立て伏せをしていたなら10回でも1回でもとにかくやる。
これは、noteなら、「今日は書けない」と書く事でも良いという事でしょうか。
って、別に毎日更新は個人の自由ですが。あくまで一例です^^
この本を読んで、もうひとつ習慣を身につけたいと始めた事があります。
それは、、
フライパンや魚焼き器を洗うのを時々後回しにしてしまう事^^;何を今更、でお恥ずかしいですが、
面倒くさい洗い物を「水にうるかす」という名目で「次回」に回すのをやめるようにしました!
まだ「習慣」にはなってないけど、ルーティンにすると簡単に体が動くのを実感しつつあります。
不思議です。。。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎