東野圭吾著「透明な螺旋」
久しぶりに東野圭吾さんの小説を読みました。
ガリレオシリーズなので、
湯川学=福山雅治
草薙=北村一輝
内海薫=柴崎コウ
と脳内変換せずには読めませんでした😂(ご存知ない方には何のこっちゃ話でごめんなさい🙏)
推理小説ですので、ネタバレはせずに素直な感想を。
生意気な感想かもしれませんが、少〜し物足りなさを感じました。(生意気〜)
度肝を抜かれるようなどんでん返しがなかったからかな…
でも、「透明な螺旋」という
東野さんのタイトルはいつもさすがだなぁと思います。
螺旋といえばDNAですよね。
読み終わった本を眺めていたら、カバーの端から本体が少し見えました。アレ?とカバーを外してみたら、
おぉー。
見事な螺旋がアーティスティックに描かれていました。
カバーをめくらないとわからない、隠された装丁に込められた意味とは?…
血のつながりや、それにまつわり入り乱れる人と人の機微、血縁というものの不可思議さ、
それらが螺旋状にもつれにもつれている様を表したのかもしれないと思いました。
福山さん…じゃない、
湯川学の過去も描かれています。
認知症の母を介護する福山さん、じゃなくて湯川学にも驚かされました。
東野さんの小説はかなりたくさん読んで来たので、先述したように、過去作と比べると若干の物足りなさは感じたものの、やはり読みやすさは健在でした。
そして、湯川学のイメージが
塗り替えられた今作だったと思います。
最近、堅苦しい内容の本を読むことが多かったからか、小説や軽いエッセイを読むのが楽しいです。
(現実逃避とも言います😅)
最後まで読んでくださりありがとうございました❤︎
ちなみに、本日の記事は
だいぶ前に書いた下書きを掘り起こしたものなのですが、
この小説のあらすじを現在ほとんど覚えていないというありさまで😂記憶力の劣化の激しさに愕然としております😭😂