飛べツバメよ

近所を散歩する。
ふと見上げると電線にツバメがとまっていた。
おそらく鳴き声から子どものツバメ。
今年生まれた幼いツバメ。

そういえば近くに巣があった。
こうして少しずつ距離を伸ばして大空へ羽ばたくんだな。

それは自分の姿と重なって見えた。
去年の私と今の私。
大丈夫。
ちゃんと成長している。

そのうち広い海の上をしっかり南の国に向かって飛んでいけるよ。

ツバメに声をかけていたけど、それはそのまま私へのエールでもあった。

読んでくれてありがとう。
しあわせをありがとう。
出会えたご縁に感謝します。