空っぽの器

もやもやするものを
手放した
目の前にあるものたちは
今の私に必要なもの

それはときめくとか
ときめかないとか
そういうことではなく
ただここにあって欲しい
そう思っているものたち

手作りのスカートも手放せた
布選びから完成まで
思いも時間も
詰まっていたけれど
サイズ感が少し微妙で
ただ持っているだけだった

自分で作ったという
その事実が
執着だと気づけた


これからの季節
この数だけで
果たして大丈夫なの？
そんな不安もよぎるけど

次はもっと
素敵なものに会える
これ以上のものに会える
私は見つけられる

自分を信じ
周りを信じ
天にオーダーすれば良いだけ
そんな強さを
私は手に入れた

空っぽの器を
目に焼き付ける

ここには
未来への希望が
ぎっしり詰まっている

それを私は知っている

読んでくれてありがとう
幸せをありがとう
出会えたご縁に感謝します